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20話 本音








             言いたくなかったら


             何も言わないでいい







アライヴ「・・・・・・・・・」









             ただ


             苦しいのなら










ミサカ「まだ子供なのだから










              大人に


              あまえなさい?









アライヴ「・・・・・・・・











              ・・・話しても













アライヴ「・・・・・いいですか?」





ミサカ「何時間でも聞くよ?」






アライヴ「・・・・・・・・・









             ・・・ありがとう


             ・・・ございます













アライヴ「・・・・・・・・・











               ・・・私は














アライヴ「・・・・・私は












              ・・・怖かったのです












ミサカ「・・・・・・・・・」





アライヴ「・・・・・・私は












             ・・・父親に


             ・・・虐待を


             ・・・受けてました












アライヴ「・・・・・つい













              ・・・最近まで















ミサカ「・・・・・そうだったのか」







アライヴ「・・・・・居場所もなく












              ・・・毎日


              ・・・怯えて


              ・・・生きてて













アライヴ「・・・・・この世界に












              ・・・希望は


              ・・・ありますか?って












ミサカ「・・・・・・・」



アライヴ「・・・・・私には











              ・・・絶望しか


              ・・・見えなかった













アライヴ「・・・・・あるとき











              ・・・妹のテクスが


              ・・・行方不明になったとき













アライヴ「・・・・・妹を

     ・・・・・見つけてくれたのが











               ・・・メッセでした












ミサカ「・・・・・・・・」





アライヴ「・・・・・メッセは











              ・・・人を否定しない


              ・・・理解してくれる


              ・・・受け入れてくれる












アライヴ「・・・・・話を











              ・・・最後まで


              ・・・聞いてくれる













ミサカ「彼の最大の美点だね」






アライヴ「・・・・・・・えぇ











            ・・・コンプレックスだった


            ・・・私の髪の毛も



            ・・・虐待で得た料理の力も













アライヴ「・・・・・メッセは











              ・・・誉めてくれました












アライヴ「・・・・・メッセは













                解放しろよ?


                ぜんぶ














アライヴ「・・・・・・・まるで











              ・・・私の事


              ・・・なんでも


              ・・・わかるのかな














アライヴ「・・・・・抑えつけられて










              ・・・縛られてた


              ・・・私の人生に











アライヴ「・・・・・・・・











             ・・・”解放をくれました”












ミサカ「そうだろうね

    さいきんの君は










             とても


             自分らしくて


             生き生きしているよ?










アライヴ「・・・・・えぇ











             ・・・彼がくれた


             ・・・物ですから










アライヴ「・・・メッセは











               ・・・もう











アライヴ「・・・・・私の













              ・・・居場所なのです














アライヴ「・・・・・だから












               ・・・居なくなったら














アライヴ「・・・・・・・・











              ・・・私は


              ・・・どうすれば


              ・・・いいのですか














ミサカ「・・・・・・・」













               ・・・そんな時に














アライヴ「・・・・・ヴェアさんが













              ”・・・メッセくん


              ・・・私に ちょうだい?”













アライヴ「・・・・・そんなこと

     ・・・・・言われて










              ・・・恐怖が


              ・・・心を支配して












アライヴ「・・・・・怖いから











              ・・・失いたくないから!!












アライヴ「・・・・・私は












               ・・・メッセに


               ・・・縋った















アライヴ「・・・・・行かないで?













              ・・・私の物に


              ・・・なってよ?と













ミサカ「・・・・・・・・」





アライヴ「・・・・・・・そして











             ・・・ヴェアさんの


             ・・・家の前に居る


             ・・・メッセを見つけて














アライヴ「・・・・・・・私は













               ・・・子供だなぁ














アライヴ「・・・・・・・・













              ・・・自分の感情に


              ・・・支配されて















アライヴ「・・・・・メッセを責めて












              ・・・傷つけた













アライヴ「・・・・・それが












              ・・・今の結果です














ミサカ「・・・・・・・・・











              ・・・なるほどねぇ














ミサカ「(・・・・・すまない

     ・・・・・メッセくん?











              ”大人はズルいから”











ミサカ「(彼女の心の安定のために












             ”ズルい言葉を使わせてくれ”













ミサカ「それは












              ”君は何も悪くない”












アライヴ「・・・・・・・・











               ・・・え!?











ミサカ「君を

    振り回したのは













                 メッセくんだ














アライヴ「・・・・・・・・・」











               メッセが


               何も


               わかってなくて














アライヴ「・・・・・・・・・」










              やさしさと


              尊重の使い方を


              間違えたから












アライヴ「・・・・・・・・」





ミサカ「君は傷ついて












               いま 泣いている












アライブ「・・・・・・・・」




ミサカ「ぜんぶ











             メッセくんが悪い









                     ・・・ちがう












アライヴ「ちがう!!












              ちがうううううううううううう!


              ううううううううううううううう!!













アライヴ「メッセを!!











                彼を!


                悪く言わないで!?














アライヴ「私が!!










               私が!


               子供だっただけえええ!!













ミサカ「・・・・・・・・」





アライヴ「勝手に私が!!









               怖くなって!

 

               失いたくなくて!!








アライヴ「どこにも!

     行って欲しくなかったから!!










               彼に!


               責めて!


               当たって!!












アライヴ「傷つけて!!









              

                私が!


                悪いの!!












ミサカ「・・・・・・・・」











              こんな!


              暴風雨の中を!!












アライヴ「私を想って!!












              私を探してくれた!!












アライヴ「私が!










               私が もっと!


               大人だったら!


               彼を傷つけなかった!!












アライヴ「だから!!










              メッセを!


              悪く言わないで!?












ミサカ「・・・・・・・・・・」




アライヴ「・・・はぁ・・はぁ・・はぁ」








ミサカ「・・・・・・・・・










                聞いたかい?


                メッセくん?













アライヴ「・・・・・え?」




ミサカ「これが











               彼女の

 

               君への想いだよ?













アライヴ「・・・・・・・・・










              ・・・聞いてたの?













ミサカ「本音って












              本人の前では


              言えないだろうからね













アライヴ「・・・・・・・・・」











             ・・・聞いてたと言うか












メッセ「・・・・・聞こえちまった」







アライヴ「・・・・・・・・」






ミサカ「メッセくん?











             あとは二人で


             話し合ったら


             どうだ?














ミサカ「”今なら











              本音で


              分かり合える”














メッセ「・・・・・」


アライヴ「・・・・・・」







 

             席を外し


             部屋を出て行く


             ミサカ










メッセ「・・・・・・」



アライヴ「・・・・・・・」




メッセ「・・・・・・アライヴ」










             ・・・聞かせて?












アライヴ「・・・・・私は












              ・・・言っちゃったのだから










アライヴ「・・・・・メッセの











             ・・・本音を聞かせて?














メッセ「・・・・・」



メッセ「・・・・・・・・









              ・・・俺は











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