15話 君は罪だ
(なんか さいきん)
教室
セラン「・・・・・・・」
メッセくんと
ヴェアさんが
セラン「・・・・・・・
やけに話すと言うか
セラン「(ヴェアさん
あんなに
積極的に話す人だったっけ?)
セラン「(席が隣同士だから?
・・・いや
あんなに
よく笑うヴェアさん
初めて見たぞ)
ヴェア「で?
得意料理は何ですか??
ふつう
それ聞くの
男が女にじゃね?
ヴェア「だって
君が毎日
料理作ってるのでしょ?」
メッセ「定番で
肉じゃがですと
答えればいいか?」
ヴェア「なにそれ
面白いかもw」
セラン「・・・・・・
・・・メッセくん
・・・たしか)
セラン「(彼女
居たんじゃなかったっけ?)
お昼休み
ヴェア「・・・・・・・
(・・・来るだろうし)
ヴェア「(・・・・・退散しよう)
教室を出るヴェアに
メッセ~♪?
お昼ご飯食べよ~~~♪?
ヴェア「・・・・・・・」
すれちがう
アライヴと
ヴェア
ヴェア「(・・・・・・・・
・・・うらやましい)
ヴェア「(・・・・・・・本当に
・・・うらやましい)
放課後
ノルト「アライヴ~?
お客さんだよ~?
アライヴ「私に?」
ヴェア「・・・・・・
・・・アライヴさん?
ヴェア「・・・・・ちょっと
・・・人気のないところで
・・・お話できない?
校舎裏
アライヴ「えっと~
なんでしょうか?
ヴェア「・・・・・・・」
振り向き
悲しそうな顔で
アライヴ「・・・・・ヴェアさん?」
ヴェア「・・・・・・・
・・・ダメ元で
・・・言ってみるけど
ヴェア「・・・・・私に
・・・メッセくんを
・・・ちょうだい?って
・・・言ったら
アライヴ「・・・・・・・・・・」
・・・くれる?
アライヴ「・・・・・・・・・」
何も言わずに
その場を去ったアライヴ
ヴェア「・・・・・・・・
・・・ですよね
校門
アライヴ「・・・・・・・
・・・考えたことも
・・・なかった
アライヴ「・・・・・メッセが
・・・誰かに
・・・取られるかもなんて
アライヴ「・・・・・考えたことも
・・・なかった
アライヴ「・・・・・そうだよ
そうだよ!!
アライヴ「・・・・・あんな
・・・魅力的な男の子
アライヴ「・・・・・みんなだって
・・・ねらうよね
どうした?
アライヴ「・・・・・・・
・・・メッセ?
メッセ「この世の終わりみたいな
顔してるけど?
アライヴ「・・・・・・・・
・・・私
アライヴ「・・・・・あなたを
・・・取られると思うと
メッセ「あ?」
アライヴ「・・・・・そんな顔
・・・しちゃうんだ
メッセ「取られるとか何が?
・・・・・・・・・・え?」
飛びつくように抱きしめて
アライヴ「・・・・・・・・・
・・・行かないで?
メッセ「・・・・・・・・・」
アライヴ「・・・・・・・誰にも
・・・取られないでよ?
アライヴ「だれかの!!
物にならないで!?
アライヴ「私だけの!!
物になってよ!?
メッセ「・・・・・・・・・
もしかして
不安にさせたか?
アライヴ「・・・・・・・・
・・・え?
メッセ「・・・・・・・」
アライヴを抱きしめた
メッセ「・・・・・どこに
・・・・・居るんだよ?
そんなに純粋で
穢れの知らない女の子
アライヴ「・・・・・・・・
・・・メッセ?
メッセ「そんな
彼女が居るのに
俺が
他の女の物に
なるわけねえだろ?
アライヴ「・・・・・・・・
・・・だったら
アライヴ「だったら!!
・・・私を
・・・安心させてよ?
メッセ「・・・・・・
・・・強く
・・・抱きしめればいいか?
アライヴ「・・・・・
・・・足りないかも
メッセ「だったら
キスすることになるぞ?
アライヴ「・・・・・・・・
・・・むしろして?
メッセ「わかった」
その現場を見るヴェア
ヴェア「・・・・・・・・
・・・まあ
ヴェア「・・・・・まあ
・・・わかってたけどね
ヴェア「・・・・・・・そうだよ
・・・わかってたじゃん
ヴェア「・・・・・優しくて
・・・・・人に寄り添えて
・・・思いやりが
・・・あるけど
ヴェア「・・・・・・・
・・・あるけど
ヴェア「・・・・・あるだけに
あるだけに!!
ヴェア「君は!!
・・・君は
ヴェア「・・・・・・
・・・君は
・・・罪だ




