14話 ・・・なんでもっと早く・・気づかなかったのだろう
・・・さすがに
・・・彼女持ちは
・・・ダメだよね?
放課後の教室
ヴェア「・・・・・それって
・・・略奪になるよね?
ヴェア「・・・・・・・・
・・・だって
ヴェア「・・・・・メッセくん以上の
・・・性格イケメンが
ヴェア「・・・・・この学校に
・・・居る?
私にはクセがある
ヴェア「人のことを
観察してしまうクセが
ヴェア「(・・・・・この人は
・・・わがままで
・・・自分勝手
ヴェア「(・・・・・この人は
・・・ある程度
・・・受け入れて
・・・くれそう
ヴェア「(・・・・・この人は
・・・自分の話ばかりで
・・・悦に浸りたい人
ヴェア「(・・・・・同じ人間なのに
・・・別の
・・・生き物
・・・みたいだ
ヴェア「(・・・・・最初の
・・・メッセくんの
・・・観察印象は
ヴェア「(・・・・・世界に
・・・絶望してて
ヴェア「(・・・・・きっと
・・・誰も
・・・信じていない)
ヴェア「(そう感じたから
観察から外してしまった)
ヴェア「(だけど
メッセくん
変わった?)
ヴェア「・・・・・最初と
・・・けっこう
・・・ちがう
翌日 図書室
ヴェア「・・・・・今日は
・・・どんな世界と
・・・出逢えるだろう
ヴェア「・・・・・でも
・・・・・やっぱり
・・・ファンタジーが
・・・良いな
奇跡の話か?
ヴェア「・・・・・・
・・・え!?
メッセ「人の想いが集まって
奇跡を起こして
それが
世界へ広がっていく
ヴェア「・・・・・・・」
メッセ「その想いが
人を変えて
平和な世界へと
待って!?
ヴェア「メッセくんも!?
私の好きな本!
読んでくれたの!?
この本だろ?
メッセ「人と世界と
想いの奇跡
ヴェア「・・・・・なんで
・・・私の
・・・好きな本を
メッセ「なんでと言うか
ヴェアさんの話を思い出して
ヴェア「・・・・・」
ヴェア「・・・・・私の話
・・・覚えてて
・・・くれてたんだ
メッセ「手に取って
貸し出しカード見たら
ヴェアさんの
名前があったから
メッセ「気になって読んでみた」
ヴェア「・・・・・・
・・・興味
・・・持って
・・・くれてたんだ
メッセ「絶望の中で
人が奇跡を願って
集まった想いを
メッセ「1つにして叶える
奇跡の英雄
ヴェア「・・・・・・」
あのシーン
すげぇ泣けるな
ヴェア「・・・・・」
ヴェア「・・・・・・・・・」
ヴェア「・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
ヴェアさん?
メッセ「どうした?」
ヴェア「・・・・・・・・
・・・はっ!!
ヴェア「ご!ごめん!!」
メッセ「別にいいけど?」
ヴェア「(・・・・・気づいたら
・・・無意識に
・・・メッセくんを
・・・抱きしめてた)
ヴェア「・・・・・メッセくん
・・・・・君?
・・・けっこう
・・・やばいよ?
なにが?
ヴェア「・・・・・う~ん
・・・・・なんて言うか
無自覚に
女の子の堕とす天才?
たらしみてえだな?
ヴェア「(・・・・・そんな風に
・・・私の話に
・・・面白そうに
・・・笑うから)
ヴェア「(・・・・・好きに
・・・なっちゃうじゃん)
ヴェア「(・・・・・ってか
・・・・・もう
・・・なってる)




