第96話:左のアンダースロー橘周の去就はどうなったのかーーー!
左のアンダースロー橘周は、プロ野球)ジャイアンツでの5年間と、メジャーリーグ)ドジャースでの6年間のシーズンが終了し、来シーズンの去就が注目されている。
メジャーリーグでの最初の3年間は、過去に誰も実現したことのない活躍だった。3年連続20勝、2年連続400奪三振、シーズンMVPとサイヤング賞とワールドシリーズMVPのトリプル受賞、複数のパーフェクトゲーム、20奪三振。
時々出場した、バッター、走者、野手でも印象深い活躍。
しかし、4年目から(いや日本にいた時から爆弾抱えていた)腰痛に悩まされ、5年目はほとんど実績を残せなかった。そこからわずか1年でセットアッパー&クローザーのリリーフ投手として復活した。
でもやはり腰の爆弾はいつ破裂するか分からない。幸い、肩、肘、股関節、膝には問題が無いので腰と腰につられる脇腹の状態さえ良ければまだまだやれる自信はあるが・・・
そこで、ドジャースもその他の球団もオファーを出す条件に悩んでいた。もし高額契約したのに全く投げられなかったらどうするか?という問題である。それとドジャースの場合は、絶対的な若いクローザーがいるから、年俸が上げにくい事情もある。
橘周も悩んでいた。それは身体のことと、ベテランになった自分が「このままドジャースに居ていいのか?」ということである。回りから見れば完全なレジェンド選手であり、どうしても気を使わせることになるから、それが気になっていた。
さて、ドジャースからのオファーは、年俸約12億、出来高約5億の2年契約だった。腰に爆弾抱えている来年35歳になるリリーフ投手には破格と言える金額だ。
レジェンド選手、人気選手でなければ、メディカルチェックでアウトかも。
他球団との交渉も始まった。アメリカはとにかくでかい国なので、北はかなり寒いし、西側と真ん中と東側でも全然異なる環境であるから、どこと契約するかで気候も環境も極端に変わる。
がしかし独身の橘周は、まだ随分身軽である(笑)。
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果たして・・・・・・
急転直下で、ニューヨーク・ヤンキースと契約!!!
年俸約15億出来高約15億の1年契約。しかもクローザーとしての契約だ。
1年目に成功した場合は2年目には巨額の契約も可能な内容としている。
しかも、ほぼ同時に弟の橘壮太郎もヤンキースと契約!!
弟の橘壮太郎は、通常なら25歳ルールで年俸が抑えられるのだが、既に20勝を3回記録していることで、日米で協議の上、年俸の上限がアップした形式となった。これは初めてのことである。
ここに兄弟メジャーリーガーがニューヨークに誕生したのだ!!




