第95話:弟の橘壮太郎のプロ野球)ベイスターズでの6年間が終了
引き続き左のアンダースロー橘周の弟である壮太郎の話。
壮太郎の投球フォームはサウスポーの上手投げで、スリークォーター気味である。ストレートは常時160キロ前後でコントロールもいい。変化球は、高校時代はカーブとチェンジアップが中心で、肘の負担を考慮してさほど投げなかったスライダー、カットボール、ツーシーム等もプロで磨いてきた。
ただ何故か兄同様スプリット(フォーク)はちょっと苦手だ。
後、長年操っているカーブとチェンジアップは、それぞれ2種類ある。
全体の球速
・ストレート(フォーシーム):160キロ前後
・カットボール、ツーシーム、スプリット:150~155キロ
・スライダー:145キロ前後
・速めのカーブとチェンジアップ:135キロ前後
・遅めのカーブとチェンジアップ:115~125キロ
スプリットを除けばいつでも投げられるので、兄同様試合ごと、イニングごと、打者ごとに異なるピッチャーになることができ、これが大きな強みだ。
今後メジャーに渡ったら、シンカー、ナックルカーブも覚えたい、また兄のように往年の名投手)西本聖さんのシュートをマスターしたいとも考えていた。
さて、プロ6年目のプロ野球)ベイスターズでの成績は・・・20勝6敗と、3度目の20勝を達成し、兄同様真のレジェンドピッチャーになった。そしてポスティングでメジャーとの契約交渉がスタートする。
来年25歳と若く、その上兄と同様とびぬけた実績と安定感、さらに身体が丈夫なので、メジャーの中でも金持ち球団はこぞって獲得に向けて動き始めた。
心配は、おっとりとして、時々「まあいっか」で済ませて深く考えないことが
ある性格面。それとアメリカ産まれとはいえ4歳で日本に帰国したため、環境に慣れるかどうか。
だから兄の橘周と同じ球団がいいと考えるようになっていた・・・




