第38話:レジェンドであるイチローさんの守備を模倣し、守備でも一流を目指す!
日米のレジェンドであるイチローさんは何が凄いかご存知だろうか?一般的には歴史上最高のヒットマシーンになり得たたミート力(どんな体勢でもヒットにできる技術とセンス)、次に塁間を走るスピードが速いこと、もう一つは守備でレーザービームと言われた鬼肩と正確な送球・・という印象だろうか。
しかし、同じかそれ以上にイチローさんが凄いのは、守備でのキャッチングだ!
落下点まで速く到達し、球際も強いし、無理な体勢でも果敢に飛び込む献身性もある。しかも危険な捕球を何回しようが、ケガらしいケガが一度も無いことが実は驚異的なのである。それだけ、身体の柔軟性と使い方に優れていたのだろうし、研究して実践していく、頭の良さも凄いのだろう。
左のアンダースロー橘周は、少ないとはいえ野手としても出場し、インパクトのある活躍をした。来年もできれば外野とファーストの守備につきたい。それが何より生き甲斐というか、ピッチングのストレス軽減にもなっていた。
ピッチングは、1試合で100球以上投げるが、当然ながら1球も手を抜けないのだ。特にアンダースローは、手抜きのフォームで投げてしまうとメカニカルが狂ってしまい、一気に不調になりかねない。だからストレスが溜まるのだ。
そしてハワイでの練習の1つが、イチローさんの動画で勉強したスライディングキャッチだ。ケガの無いように細心の注意をしながら、3日間に渡って特訓をした。ダンス経験の上にパルクールの経験もある橘周には丁度良いというか、やればやるほど楽しい練習になった。特にダンスの中でのブレイキン経験が役にたつことにも気が付いた。
ノッカーを務める高井は、「これでケガしたら世界中からバッシングされるーーー」とかなりビビリながら行っていた。まあでもケガをしない優れた体さばきであることは分かっていた。
高井は、1週間経過したところで、仕事のため帰国したのだった。




