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地上10センチから世界を征する 剛腕の左のアンダースロー  作者: 伊藤ライリー
Returned to the Dodgers!!!伝説の男が戻ってきた!
270/273

第270話:痺れる展開が続く

橘周が、2回のマウンドに上がる。

変化球をコーナーに投げ分けることができるようになってきた。

横に鋭く曲がるスライダーとナックルカーブとツーシームが両サイドに

決まると、2種類のナックルが活きて来る。

3人を9球で退けた。


場面は4回表のドジャースの攻撃。

先頭は松村祐だ。

160キロのインコースストレートに差し込まれながらも、

押し出すようにセンター前に運んでヒット。

松村祐は、左右の打席で、これができるからこそ、昨年

日本で史上初の四割バッターになれたのだ。


続くライダー・ゴールドは緩いサードゴロで、松村祐が2塁へ。


そして、橘周の2打席目。弟に対して勝負強さを発揮したいところ。

しかし、外角スラッター、外角ストレートでカウント1-1。

インコースのスラッターでまたも空振り。

追い込まれて次に来るのは、ストレート?ナックルカーブ?ツーシーム?

それともチェンジアップ?


しかし、滅多に投げないスプリットが来て、空振り三振!

「かー、またやられた。ここでスプリットか」

橘壮太郎は、スプリットを投げるのはちょっと苦手なまま。

「低目に落ちて良かったあ」と安堵した。

4回もドジャースは無得点。


4回裏のヤンキースの攻撃は桜井淳からだ。

より厳しいコースを狙ったが、結果フォアボール。

これで、ブーイングが起こった。

「だってさ、ものすごーく投げずらいんだもん、アイツは」

とブツブツとつぶやく。


しかし、その後クイックモーションのようなアンダースロー気味の牽制で、まさかのアウト。

桜井淳はあっけに取られる。

橘周は、「よしっ!ラッキー」


このクイックのアンダースローは、練習済だった。

もちろん牽制だけでなくピッチングも。

それが次の5回に出た。

ランナー2塁のピンチで、クイックのアンダースローで、高めストレート。

スピードこそ143キロしか出ていないが、意表を突かれたバッターは、ボールの下を振って空振り。

「ちょっとせこいけど、2流のピッチャーはやれることやらないとね(笑)」

「おっと、老獪なピッチングと言うべきだな」と言い訳の独り言。


ヤンキース1点、ドジャース0点で6回の攻防に移っていく。


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