第22話:WBC奪三振ショーの余韻と伝説となる3年目のシーズンに向けて
一夜にして世界的にバズリまくるスターになった橘周は、燃え尽き症候群になってはいけない
左のアンダースロー橘周が奪三振ショーを披露したWBCの余韻は、日米中心に野球界に余韻を残した。それもそのはず、年俸数十億のスター達が、クルクルと空振りを繰り返し、恥ずかしいまでに封じ込められたのだから。
しかし、アメリカの専門家の評価は二分していた。
ネガティブな評価は「左のアンダースローだから慣れると打ち崩せるだろう」「ワンシーズン持たないかも」「結局年間10勝が精一杯だろう」等と言うものだった。確かに本格的な左のアンダースローの先発投手は日米ともに過去皆無なのだからメジャーで成功するのか?しないのか?誰も分からないだろう。
それでも多くの球団が調査員を日本に派遣して、橘周を追いかけることとなった。
また橘周の奪三振ショーの動画は世界的にばすりにばすってショート動画も含めると2千万回再生を超えていた。
さて橘周は帰国後も3年目のシーズンを見据えていた。帰国してすぐにチームに合流せず、3日間の完全休養日を設けたのだ。疲れた身体と高揚したメンタルを正常に戻さないまま練習や試合をやると、不調に陥りやすいためだ。過去にもWBC帰りの選手達が即チームに合流し、不調なシーズンをすごした例が多いからである。
ちょっと変装して、温泉でゆっくりもした。瞑想も何度も行った。
そして特にメンタルのリセットが完了した橘周は、伝説のシーズンを迎えることになるのだ!
ここからさらに伝説がスタートする!




