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FTS  作者: くきくん
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第十一章 VS 5

「皆は無事かしら。それにしてもどうやってあんな離れた場所にノレッセ達移動出来たの?」


真由が当然の疑問を口にする。


「わかんねぇ・・・ちゃんと姿を見てないからノレッセだったのかもわからねぇしな。」


肩で息をしながら安藤がなんとか答える。


「し、しかし、ノレッセ以外にバイクや車を運転出来る生物なんていないでしょう。ましてやロジャーが向かったタイミング・・・」


すると、友香が意外な事を口にした。


「ホルキンス人なら運転出来るわよ。きっと!だってノレッセは私達とは逆方向に逃げて行ったのよ?可能性としては、ホルキンス人の方が高いと思わない?」


「たしかに言われてみたら、そんな気もしてきた・・・」


「サジさんが、地下にはいくつかの集落があって、それぞれが長老を中心にグループで生活をしているって言ってたし、地下には地上を監視できるコンピュータもあったわ。もしかすると、私達のピンチを見て助けに来てくれたのかもしれないわ。」


「でも、もしノレッセだったらと考えたら今更戻るのも危険じゃないのか?」


「たしか、こっちの方向って教授達が向かった洞窟の方でしょ?それならとりあえずは、その洞窟を目指しましょう。そうすれば教授達が乗っていったバイクもあるし、それに乗って、見に行けば時間もそんなにかからないわ。」

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