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「お風呂、めるから入る?あ、でも着替えどうしようかな。俺の学校のジャージでいい?」
もっと可愛いのがよかったけど、突然泊まることにしちゃったから、文句いうのもあれかなって思った。
「あ、うん。ごめんね」
でも、思えば下着セットのやつじゃないかも…。と、ふと思ってしまった。
「(どうしよう」
ジャージとタオルを置いてきたアオイがお風呂場から戻ってきた。
「どうぞ」
「ありがとう」
他人の家って緊張するな。それが好きな人の家ってもっとも緊張するかも。
でも、アオイが普段生活している所で同じように自分も生活することが出来るのって、なんか同棲してるみたいでいいかも。
体を洗うとアオイが用意してくれた湯船に浸かる。心臓が凄い早さでドキドキいってる。長々といろいろ考えてたらのぼせそうだから、早く上がらなくちゃ。
私は、髪の毛を洗うとお風呂からでて、アオイのジャージに手を通した。
「(ブラは…ポケットにいれたら、セットじゃなくてもなんとか、なる」
よくわからない理屈で乗り越えようとする自分もちょっと意味わからないけど。
リビングに戻ってくると、アオイがテレビを見ていた。
「あ、ドライヤーこっちで使いな」
「ありがとう」
どこにあるのか、わからなくてさっき探していた物を手渡された。
「じゃ、俺も風呂入ってくる」
アオイが居なくなったリビングで、私もテレビを見る。なんだか、内容が全然入ってこないや。
とりあえず、髪の毛を乾かした。
見ていたテレビ番組の30分がたつよりも前にアオイは戻ってきた。
スエットにフードパーカーの前を開けたアオイがお風呂から上がってきた。
目のやり場に困る。
「面白い番組やってる?」
「ぁ、え、うん」
私の横まで来たアオイもドライヤーを使って髪を乾かし始めた。
アオイの髪の毛が乾いたら、この後ついにアオイの部屋に行くのかな。なんだか、胸がソワソワとしてきてしまう。
そんな私に、髪の毛を乾かし終わったアオイが話しかけてきた。
「める、一緒に歯磨きする?」
「え」
私の手を掴んだアオイと、もう一度洗面所までやってきた。
「さっき、コンビニで歯ブラシも買っといた」
「ありがとう!」
シャンプーやボディーソープの香り以外もアオイと同じ香りになって、なんだか嬉しい。




