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今日は学級委員会の日だ。これまで、とくに文句もなく出席してくれていたアオイが朝になって
「今日の学級委員会でられない。ごめん」
っと、言ってきた。めずらしいなと思うけれどなんか理由があるのだろう。
サボりとかではないだろうし、今日は私1人で頑張ろう!と、思いながら放課後になったんだけど…
「ねぇねぇ、どこいくの?」
何故か、廊下を出たらミツルに話しかけられた。
「今日は委員会の日で急いでるからっ」
さっさとミツルをまこうと思っていたのに
「あれ?アイツは?」
おそらく、アオイの事を言っているのだろう。
「今日は、用事があって出られないみたい」
「え?じゃー俺が参加しちゃおっかな」
アオイが出席しないことを確認すると、何故かミツルが私の隣をついてきて委員会に出席することになってしまった。
「な、な、なんで?!」
「だって、1人だと寂しいでしょ?」
「小学生じゃないんですけど!」
ミツルは、アイドルの笑顔満点にこちらを覗き込んでくる。
…べつに一人だとしても、ちゃんと出席くらいできるのに。なんでついてくるんだろう。
「めるるんってーアオイのことが好きなの?」
「え?!何言ってるの??」
突然の質問に声が裏返ってしまった。正直な話。まだ、気になっているくらいで、好きかどうかは分からない。
「だってさ、俺になびかないなんて事ある?」
「え?」
どうやらミツルの中の公式としては、ミツルを好きにならない人間はアオイが好きになる。という方程式でもあるかのようだ。
たしかに、ここまで性格や雰囲気が違ったらそうなのかもしれない。
ミツルの表情からは冗談なのか、真剣に言っているのか、よく分からなかった。
そして、本当に学級委員会にミツルがついてきて出席してしまった。
1年生から3年生までの全クラスの学級委員が揃っていた。大きな学校行事があるときには、こうして集まるものらしい。
「おつかれさまでしたー」
会議が終わりになり、ふと気がついたことを聞いた。
「あ!いまさらだけど、部活は??」
きっと今日ファンの女の子達が待っているんじゃないだろうか?
「今日は、おやすみ!出ても出なくてもいいよ。部活なんて、そんなもんっしょ」
そうかな…?私のせいでミツルが部活に来なかったなんて事になったら、一大事な気がするんだけどな。
「他のクラスの女子が、1日一回は最低でも見たいって思ってるんじゃない?」
同じクラスの人達は毎日見れるかもだけど、他のクラスだとそうは行かないもんね。
「あーなるほど?たしかに!じゃー少しだけ顔見せに行くか。じゃ、めるるん!おつかれっ」
ミツルは、私に手を振ると体育館の方へと行ってしまった。
あんな金髪のキラキラしたアイドルみたいな人の隣にいるのは、何か疲れるな。
私は、教室へ鞄を取りに行くと1人で学校から帰った。




