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そして、林間学校から帰ってきた私達の何かが変わったかと聞かれたら、林間学校に行く前と何も変わっていないかもしれない。
日直の仕事をしたり、学級委員会にでたり、たまにメールしたり、一緒に下校したり。
今日も一緒に帰りながらアオイからも聞かれてしまった。
「めるにとって付き合うって、なに?」
「えぇ?!手を繋いだり、一緒にパンケーキ食べたりすることかな?」
私に聞かれてもよくわからないよっっ
「じゃ、手繋ぐ?」
帰り道でアオイが手を差し出してきた。差し出された手をまじまじと見つめていたら、なんだか緊張してきて自分の手の汗がやたらと気になってきた。
「ちょっと待って!なんか、汗が気になりすぎる!」
自分から言ったことなのに、何故か上手く手を繋ぐことが出来ない。
「パンケーキって駅ビルの?」
「そ、そうそう!」
「じゃ、そこに行こうか」
アオイは差し出した手を引っ込めて、私の前を歩き出した。
なんだか私達は、ちゃんと恋人できてるのかなって不安になってきちゃった。
アオイは、誰とも付き合いたくないみたいだったのに、なんで付き合ってくれたんだろう。
私は、せっかく手を繋ごうって言ってくれたアオイに申し訳なくて、アオイの小指だけを握り返した。
「なんでw小指だけ掴んだ」
「だって、まだ恥ずかしくて」
「小指だけ掴まれてる俺のほうが恥ずかしいだろ」
そ、そうかな。でも、手を繋げないよりは頑張ったつもりなんだけどな。
駅ビルまでついて、話題のスフレパンケーキを頼む。
アオイは普通のプレーンのスフレパンケーキで、私はイチゴのスフレパンケーキにした。
出来上がるまでに時間がかかるらしい。
「お店の雰囲気とか大人だね」
料理提供まで一つ一つ時間がかかるのもなんか大人な感じがする。
静かな店内で向かい合って座るアオイを見つめながらドキドキしながら待つ。
15分くらい待っていると両方のパンケーキがやってきた。
「わぁ」
厚さが3センチはありそうなパンケーキが2枚やってきた。
「ふわふわだぁ」
ナイフが用意されていたけれど、全然フォークだけで崩せてしまう。
粉砂糖とイチゴの甘さが口に広がる。
「アオイくん、どう?」
「メープルかけないと卵の味しかしないかも」
何もかけずにパンケーキを食べたアオイがメープルをかける。
「そういえば、甘いもの得意じゃないって言ってたよね」
「べつに嫌いではないよ」
たしかに、アオイが言うようにパンケーキなのに滑らかで粉っぽさはない。
「プレーンじゃなくて、俺も他のやつ頼んでシェアしたほうがよかった?」
「え?大丈夫だよ」
プレーンじゃ、シェアしたくないよね?って思ったのかな??
「なんか、めるがイチゴをすごく美味しそうに食べるから、俺もチョコとかにすればよかったかなって」
そう言いながら、アオイは私の唇をなぞった。
「!!」
「ずっとイチゴジャム付いてるw」
私は急いで唇をふいた。
「言ってよっ」
「なんか、可愛いなって」
アオイがボソッと口にするので、恥ずかしくなってしまった。
「あ、写真撮り忘れた!」
私は、パンケーキを半分くらい食べたところで気がついてしまった。イムスタ用の写真撮り忘れていた。
「また、今度どっか言った時に撮れば?」
「うん………」
私が、すごい悲しそうな顔をしていたからか、パンケーキを先に食べ終わったアオイは、空になったお皿に残ったメイプルを使ってウサギの絵を描き込むと『また、来てね!』と吹き出しをつけた。
「え、可愛い♪」
「写真撮れば?」
「あ、そういうことか」
私は、アオイが描いてくれたお皿のプレートを写真におさめた。
まさか、料理を食べ終わってから撮れる写真があるとは思わなくて感動してしまった。
お皿プレートの絵は俺がよくやる手法(何




