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まだ魔王討伐に行くのは優秀な幼なじみ達だけだと思っているごく普通の少年の日記【連載】  作者: 日暮キルハ
まだ魔王討伐を終えた優秀な幼なじみ達とまともな日常を送れると思っていた時期もあったごく普通の青年の日記

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あれから三年と十日目(2)

 この先に見せたい景色があるんだ。


 目が覚めて、辺りの惨状にいつもの奴かと呆れながら「随分愉快な観光地だな? 知る人ぞ知る奴か? そうだよな? な? 頼むからそうだと言ってくれ……」と半分くらい泣きながら訴える俺にユーリは笑顔でそう応えた。

 詳しい話を聞くとここは「迷宮」の一つらしい。埋めてやろうかと思った。


 迷宮シャラン。

 観光地は知らないが、この迷宮の名前は知っている。

 近年、ギルドによって迷宮のランク分けが行われるようになった。目的は迷宮の難易度の正しい理解を促進すること。

 これまでの「初心者向け」や「高難易度」といった曖昧な分類の仕方では正しく迷宮の脅威を量ることができず、また誤った情報が出回ることも多かった。

 そこで、迷宮をあらゆる観点から評価し、ランクという分かりやすい難易度を示す指標を与えた。


 大枠として与えられたAからEのランク。世界中に無数に存在する迷宮の内、上位のAランクに分類されるの迷宮は百にも満たない。

 その中でも更にランクは分類され、最上位のAAAランクに分類されるのは僅か五の迷宮。


 シャランはその一つ。

 数多の腕利きの冒険者や国が攻略に動き、そして誰も帰ってこなかった不帰の迷宮。


 当たり前だが、当然観光地ではない。

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