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まだ魔王討伐に行くのは優秀な幼なじみ達だけだと思っているごく普通の少年の日記【連載】  作者: 日暮キルハ
まだ魔王討伐を終えた優秀な幼なじみ達とまともな日常を送れると思っていた時期もあったごく普通の青年の日記

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あれから三年と十日目(3)

 難攻不落、攻略不可能、どころかそもそも攻略に向かって生きて帰ってきた人間が少なくとも記録の上では一人もいない。

 最上位のランクに相応しい危険度の迷宮。


 実際、その内部は少なくともこれまでに俺が入ったことのある迷宮のなかでも間違いなく最も危険で最も異質だ。

 一本道の洞窟。どこまでも続く洞窟。俺は目を覚ましてここが迷宮だと知って周りを見渡してそういう迷宮なのだと判断した。

 まず、そこから間違っていた。


「なに言ってるの? こんな綺麗な庭園なのに」


 言われて、それで初めて俺は自分が色とりどりの植物に囲まれていることに気づいた。

 世の中には、匂いで幻覚を見せ獲物を誘き寄せて補食するおっかない植物がいると聞いたことがある。きっと、この植物たちはその類なのだろう。


 話に聞いたときも「植物怖い。引きこもっとこ……」と思ったものだけど、実際に幻覚の餌食になるとヤバい。幻覚を見せられているという意識すらないまま気づけば幻覚のなか。怖すぎる。もう絶対アジトから出ないようにしないと。庭園とか二度と行かない。

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