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まだ魔王討伐に行くのは優秀な幼なじみ達だけだと思っているごく普通の少年の日記【連載】  作者: 日暮キルハ
まだ魔王討伐を終えた優秀な幼なじみ達とまともな日常を送れると思っていた時期もあったごく普通の青年の日記

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あれから三年と九日目

 俺の幼馴染たちは何度でも言うが人並外れて優秀だ。なんならちょっと人かどうか怪しいまである。

 そんな優秀な幼馴染たちの手にかかれば長距離の移動なんて朝飯前、その気になればあるのかどうかは知らないが、ここではない別の世界にだって行けると思う。


 だから、旅行先がどこでもあっという間に到着できる。なんて思っていたのはどうやら俺だけだったらしい。


「旅行は移動も含めて旅行だろ? 人の心がないのか?」


「なんなら目的地に到着するまでが一番楽しいよね。もしかして旅行したことない?」


「移動しながら食べたり話したりするのが醍醐味だよ? 私達以外に友達いないから分からない?」


「これだから効率厨は……そんなんだからモテないんじゃない?」


 行き場所決めてメリッサの時空魔法でさくっと行ってしまおう。

 提案したら揃いも揃って否定されたし、揃いも揃って酷い言われようだった。

 なんか、彼ら彼女らには彼ら彼女らなりの旅行に対しての想いがあるらしい。そんなもん知ったこっちゃないし、あそこまで言われる謂れはないと思うけど。


 とはいえ、一対四。そもそも一対一でもまともに俺の意見なんて聞き届けられた試しがない。

 結局幼馴染たちに流されて、のんびり竜車で旅行と洒落こんでいる。昨日からずっと。そろそろ出発してから丸一日が経ちそう。


 こいつら、ずっとトランプで遊んでるけどいい加減飽きないの?俺そろそろ寝たいんだけど。もう、大貧民でいいから寝かせて?

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