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まだ魔王討伐に行くのは優秀な幼なじみ達だけだと思っているごく普通の少年の日記【連載】  作者: 日暮キルハ
我の主は日記好き

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65/102

我の主は日記好き5

 我の主弱すぎー。


 たしかに我の魔法はかなり魔力を消耗する。

 とはいえ、それで倒れるというのはいくらなんでも貧弱すぎる。そこら辺の子供の方がよっぽど魔力持ってるんじゃないだろうか。


 しかも、自分が弱すぎるから倒れたくせに、なんかルークの幼馴染共は我のせいみたいな言い草で我のこと捨てようとするし。腹立つから寝てる主の枕元に滑り込んでやったけど。

 我を誰だと思っているのか。欲しがる奴は国相手に戦争起こしてでも欲しがるくらい貴重な魔法道具なんだぞ。


 全く、こいつらは全然我のことを分かってない。


「とんでもないメンヘラに目つけられた……」


 当の主もさっきからこんな調子だし。

 なんで我が悪いみたいな言い方するの?悪いのは弱い主じゃん?なんで分かってくれないの?


 いっそのこと擬人化して説教してやろうかと思ったけど、そんなことしたらまた主が倒れるのは目に見えていたのでなんとか我慢してやった。主はこんなできた魔法道具に所有者に選ばれたことをもっと喜ぶべきではないだろうか。


「とりあえず、何とかしてこのメンヘラ包丁から解放される方法を探さないと……。このままじゃ料理も満足にできないし」


 は?


 喜ぶべきでは?


 ……我、ちょっとオコだわ。

 我、かなり寛容な方だけどさすがにオコだわ。

 我の価値も分からん阿呆な主に説教したらんと。


『おい、主! 我はお前が思っている何倍も……』


 貧弱主はまたしても倒れた。

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