エピローグ?
魔王も、その他大勢の魔族も、このことを知っている存在を減らすという意味では殺してしまうのがきっと一番よかった。
でも、レインのせいでそういうわけにもいかなかったから、結局はこんな中途半端なことになってしまった。あいつセクハラばっかりしてるくせに結局あの魔王の妹とは喋りすらしてなかった。チキン野郎め。
ま、悔やんだところでもう遅い。大体、自分でやるわけでもないのに殺せなんて言えるわけもない。
「ねぇ、ルーク」
「ん、なに?」
「これからどうする?」
ユーリに聞かれて少し考える。
「……家が欲しい。みんなで住めて、周りにあんまり人はいなくて、のんびり生きていけるようなそういう場所」
俺みたいな凡骨の考えだ。いずれはユーリ達が生きていることがバレたっておかしくない。
だから、そういうときに備えてできるだけ周りに人がいない場所でのんびり生きていきたい。
伝えると、ユーリは少し考えるような素振りを見せて、それからパッと顔を輝かせた。
「それなら心当たりがあるよ!」
「お、マジで?」
「うん! 清らかだった器って連中が住んでたところなんだけどね……」
ひとまず完結です。楽しんでいただけていたら幸いです。
この先の話というのも考えてはいるので、もしかしたらひょっこり戻ってきて第二部みたいな感じでまた書き始めるかもしれないです。
それはともかく、ここまでお付き合いくださった読者の皆様、本当にありがとうございました。
また、何かの機会にこの作品や他の作品に目を通すことがあれば、その時はぜひ応援よろしくお願いします。
本当にありがとうございました。




