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まだ魔王討伐に行くのは優秀な幼なじみ達だけだと思っているごく普通の少年の日記【連載】  作者: 日暮キルハ
まだ魔王討伐に行くのは優秀な幼なじみ達だけだと思っているごく普通の少年の日記

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四十九日目

 魔王軍幹部、六魔帝。

 一人一人がその名に冠する属性に対しては魔王と同等の実力を持ち、小国であれば一人で国一つを墜とすだけの力を持っているらしい。

 アリスが言っていた。


「私なら、王国も一人で壊せるよ……!」


 知るか。なんでこいつ国滅ぼそうとしてんの?テロリストなの?

 ユーリが張り合って、それにメリッサとレインが参戦して、じゃあ誰が一番うまく壊せるか勝負しようとか怖いこと言いだしたのが昨日の夕飯。レヴィアのせいで根こそぎ魔力も体力も持っていかれていてつっこむ気力もなかった。


 ……あいつら、元気にしてるだろうか。


 いや、少なくとも俺よりはよっぽどに元気にしてるとは思うけど、余計な心配かけてそうで凄い嫌だ。

 アルマさんに注意されていた通りになってしまった。まさか、いきなり寝ているところを拐われるとは。


 起きたら牢獄のなかにいた。

 見張りに聞いた話によると、俺は魔王軍の幹部「影帝」に拐われて現在は人質らしい。

 とりあえず、日記でも書いて落ち着こうと思ったけど、俺の荷物は馬車のなかに置き去りらしく、日記は手元になかった。

 だから、妥協案としてなぜか手元にあったレヴィアを使って壁を掘って日記としている。日記はいい。心が穏やかになる。このひどい状況も日記を書いている間は忘れられる。たぶんそのうち日記は病に効くようになると思う。


 そういや、俺を拐った幹部は死んだらしい。

 なんでも気づいたら俺の近くにあったレヴィアを取り上げようと触れた瞬間、サイコロステーキみたいにバラバラになったのだとか。

 嫉妬深くて自分勝手な魔法道具とは聞いていたけれど、改めて恐ろしい。レヴィアにとって、魔族は「食材」に分類されるらしい。


 ……さすがに、人はないよね?

拉致られ慣れてる主人公。

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