表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まだ魔王討伐に行くのは優秀な幼なじみ達だけだと思っているごく普通の少年の日記【連載】  作者: 日暮キルハ
まだ魔王討伐に行くのは優秀な幼なじみ達だけだと思っているごく普通の少年の日記

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

46/102

四十五日目

 誰がそう決めたわけでもなく、遥か古から広大な海を挟んで別たれた三つの大陸の内一つが魔族達が生きる場所だった。

 そこから魔王率いる魔王軍が人間の領土へと侵攻を始めたのが、今から半年ほど前のこと。すでに人間の領土の三割程度は魔王軍の侵略を許し、魔族の支配する地域となっているらしい。しかも、魔王軍の侵略を許した国の一つには三大国の一つであり、大国屈指の軍事国家であるノワールが含まれていた。


 これだけでもことの重大さはよく分かるが、問題はそれだけに留まらない。

 魔王軍を、ひいては魔族を率いる魔王。これを倒すための手段が人間にはほとんどない。魔王には「聖武器」以外の攻撃がほとんど通らず、仮に傷を負わせたとしてもありえない再生力で瞬く間に傷は塞がってしまうのだとか。

 大国屈指の軍事国家であるノワールが魔王軍に降伏したのも、魔王によって国が尽く蹂躙されたから。ただでさえ、魔王軍の幹部との戦いで消耗したところを不死の怪物に襲われたのだ。ひとたまりもない。


 このままでは、人類は魔族によって支配される。

 それを防ぐためには魔王軍を率いる魔王を打ち倒すことは必須事項。そして、それを為すことが現実的に可能なのは「聖剣」に選ばれた勇者とその仲間達。


 大体の世界の状況はこんな感じだそうだ。


 漠然としか分かっていなかった世界のことも、この旅の目的もよくよく理解できた。

 ただ、一つ大きな問題と疑問がある。



 俺、ここまで巻き込まれちゃってるのに今日の夕飯の時にちょっとした世間話的な感じでユーリ達に教えられるまでこのこと何も知らなかったんだけど。

 なんで誰も俺に今日まで教えてくれなかったの?おかしくない?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ