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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

変神 〜神に祈るたった一つの願い〜

作者:Un.K.n0̸wn___
最新エピソード掲載日:2025/08/10
※この作品には、なろう系特有の「俺TUEEEE」「無双」「ハーレム」「異世界まったりスローライフ」などの要素は皆無です。ご注意ください。


 ここに辿り着くまでに、色々なことがあった。
 本当に......色々なことがあった。

 だからこそ、この道が正解だったのか、何が正解だったのかと考えてしまう。

 あの時にこうしていれば...。
 あの時にあの選択を取っていたらと......。

 『先のことなんて誰にも分からない』などと皆は言うのかもしれない......。

 ...正しい。
 けれど、それは正しいだけ。
 ...そんな理屈を求めているわけではないもの。

 今も...後悔がほんの少しだけ残っている。
 ......取れることのない後悔が...ずっと残っている...だけ......。

 恐らく死の直前まで...いいえ、その後も...きっと考えていると思う。

 貴方の世界に私はいない。
 私の世界には貴方がいた。

 ......私は運命が嫌い。
 貴方と出会うことになるのだから。

 ......私は貴方が嫌い。
 一人では到底耐えることのできない重責を背負って、行ってしまったのだから。

 去り際に放った「またね」があんなに苦しいものだなんて、考えてもいなかった。

 会えなくなるくらいなら「さよなら」って言って欲しかった...。
 その言葉さえ聞けていたら、手段を選ばず貴方を引き止めていたのだから。

 けれど...それは同時に、貴方の願いを否定しなければならない。
 そんなこと、できるはずがない。
 本当に...ずるいよ...。
 

 あれから十年......。
 月日が経った今でも忘れた日は一度もない。

 ...私はこの世界が嫌い。
 貴方のいない世界が今、幸せに満ち溢れているのだから。

 ...もう会えることのない貴方に、ずっと聞きたいことがあったの。

『今の貴方は幸せですか?』

 ...きっと、そうだよね。
 そうでなきゃ報われない。
 そうでなきゃ.........。

 一つだけ...。
 たった一つだけでいいから、願わせて下さい。

 私の、最初で最後の願いを......。

 私はここに書き記します。
 英雄と称えられた一人の...。
 普通を手に入れたかった...一人の男の...。


 その物語を.........。
プロローグ
第一話:焼死体
2025/06/04 05:20 (改)
第1章:リンとジン
第2章:片刃の剣
第四話:不器用な女
2025/06/18 23:27 (改)
第五話:一一一
2025/06/26 11:16 (改)
第六話:クロヒガ
2025/08/10 04:30 (改)
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