↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
59/65

マーサ・ウインターside05

「なんだか複雑な空気になってしまったね?

ふぅ···何年、何十年経とうとも

過去の事を思い出すのはしんどいものだ···」


「配慮に欠けた質問をしてしまい、申し訳ございません。」


「いや、必要不可欠な話だった。

それに···君に教えたかったんだ

過去は、無かった事にはならないが

今は、公爵家でルイス様に仕え

その日々に、私は癒されていると。

君のこれからの日々も

そうなって欲しいと思っている。」


『主に仕える事で癒される···

仕えるとは捧げるばかりの関係ではないのね···』


奴隷のように、家族に仕えていたマーサには

まだ理解できない感情であった···。


「クロエ様···とお呼びして良いのでしょうか?」


「ああ、もちろんだ!」


「クロエ様はどこまでご存じなのでしょうか?」


「何もご存じない。

クロエ様は、まだ6歳でね···

それに···公爵夫人のことは?」


「はい···存じ上げております。」


マーサは、家が経営に関わっていた酒場

···ではなく、その中に隠すよう造られた

違法な賭博場で働かされていたので

下世話な話題は、嫌でも耳に入っていた。


『身元のわからぬ異国人を公爵家に迎え

元を辿れば王族に連なる公爵家も

《純アース人》の尊い血が途絶え地に落ちたと

低俗な話題が、酒のつまみ代わりになったいた···

そして、つい先日若くして亡くなられた際も

どうにか自分たちの血縁の者を

公爵様の後妻にあてがいたいなどと

故人や遺族を冒涜するような話まで···」


「当初、ルイス様のご予定では

学園に通われるまでに侍女を見つけ

学園を卒業されるまでに

代々当主に語り継がれている話と合わせて

先代が定められた家法を

段階的にお伝えするはずだったのだが···

公爵夫人···ソフィア様が亡くなられて

クロエお嬢様が心を病まれたため

いつお伝えするか全く未定の状況だ。」


「幼い身でお心を···

私で···お支えする事ができるのでしょうか?」


「今は、年の離れた姉のように

ただ寄り添ってくれさえすればいい。

大切に思い合える存在が、当たり前にそばに居る

そういう事に慣れてもらう方が先決だ。

クロエお嬢様にも、君にも。」


「···はい。

あの···先代様が定められた家法とはいったい?」


「ああ、まだ言ってなかったね!

使用人が《黒い瞳》ばかりだったのは昔の話。

今は、先代の定めた家法の1つとして

積極的に、色ありの瞳を雇用している。

四代以上前に血脈が途絶えた者を中心にね?

その1人目が私だ。

次に、公爵家の血縁者に最も近く仕える者には

色つきの瞳を持ち、

主以外には優先すべき事を持たず、

この全ての話を外部へ漏らさぬため

生涯をかけて主と共に過ごせる者を選ぶ。

というのが2つ目の家法で、1つ目もそうだが

私を基準にした内容になっている。

そして最後の家法は···

もし公爵家血縁者が《迷いの愛し子》の

悪意の対象に選ばれてしまった場合には

国外に逃げろ、というものだ。」


「あの···私は二代前、祖父の婚姻により

《純アース人》の血脈を失いました。

四代離れておりませんが、良いでしょうか?」


「ルイス様と私も、その部分が気にかかったが

その他の条件と、先程も言った

それでもなお、清廉潔白でいられる人間となると

君以外に適任者は見つけられなかったんだ。

あ、妥協したわけではないよ?

二代しか血脈が離れていなくとも

君なら正気を失って

契約を違える事は無いと信じている。」


「ありがとうございます。

ご意向に沿えるよう、誠心誠意お仕えいたします。」


「さて、今日はこれくらいにしようか?

ロシュが心配して待っているだろうし?」


「あの···ランド様、ロシュ先生の事ですが···」

すっごく眠い時にこれを書いていて

寝ぼけすぎて

必要なところを消しちゃったり

ワケわからない言葉を入れちゃったり

拷問のような時間になってしまったので

諦めて寝ました!スッキリ!


なんか学生時代の

居眠りノートを思い出しました!


これ+おまけで

マーサsideおしまいです!

おまけは短くなると思うので

夕方までには投稿する予定です!

たぶん!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。