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第79話

私たちは、帰ってきた。お父様が迎えにきてくれた。連絡してないんだけどな。


お城について、部屋に向かおうとしたら、お父様の執事のシモンに止められた。


「姫、少々宜しいでしょうか」


「え?別にいいけど」


「シモン、何かあったか?」


「いえ。詳しくは皇后陛下にお聞きください。陛下の命でございます」


お母様が?なんだろう?


私は1人でシモンについて行った。私が入ったことのない場所までやってくる。バルコニーがついていて、窓は全開。今日は月《地球》が綺麗にでている。ちょうど正面に日本列島のような緑がきていてちょっと不思議な気分だ。


「姫、こちらにお座りください」


バルコニーの反対側に丸っこい不思議な乗り物?が置いてあり、私はそれに座る。すると、透明なガラスのようなもので完全に覆われた。ふわりとするいい香りにどんどん眠くなっていくと・・・


「おやすみなさいませ。かぐや姫。お迎えは3年後の8月15日に」」


その言葉を最後に私の意識は暗転した。

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