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第76話
4つの国が争い合う、ある星で。
一人の女性が現れた。異次元の身体能力を持った彼女は『月』を『地球』と呼ぶ不思議な女性。
4カ国のうち最も弱いとされた国家に手を差し伸べ、その国を星を支配者へと押し上げた。
女性は「ナギ」と名乗る。そして、統一された星の皇帝の伴侶となった
4つの国が一つに纏まった、ある星で。
死を克服した生命は。罪人を『月』へと送り込んだ。脆く、一瞬の時で生きる中へ。愛を知り、孤独を知る。一瞬の時を、罪人たちは噛み締める。
ナギは、それを否定することはしなかった。彼女は知っていたから。『地球』に様々伝わる御伽噺を。
4つの文化が交わった、ある星で。
一つの文化が根付いていった。それは『月』において一つの楽園。
楽園で生まれ、育った皇后によって。廃れた文化は破壊され、皇后が意図せぬ方向へ向かっていった。
楽園の文化は唯一の文化であるべきとされ、それ以外を悪とした。
そんな星も安定してくる。たまには反逆者も出ていたが、皇帝がその命を投げ出して星を、国を、民を、そして『月』を守り抜いた。
そこに生まれたのは・・・輝くばかりの女の子。太皇太后となった皇后は見覚えのあるその女の子を「かぐや」と名付けた。




