第73話
私たちは今、飛行場にいます。当たり前のことながら飛行船を使う人の方がすくないわけで。私たちがのる一便ともう一つ、止まっていた。飛行船に乗り込みながら、私たちはおしゃべりしていた。
「楽しかったね!またみんなで旅行したいな〜!」
「本当ですわ!もう少し長く滞在したいですわね!」
「いや、これくらいがちょうどいいと思うよ。かぐや様は一応、公務もあるから・・・」
公務か〜。めんどくさい。お尻痛くなるじゃん、いくらふわふわのソファーに座ってたとしてもさ。
「そうだな、かぐやの公務は極限まで減らされてはいるけど、女帝になるというのなら増やしていく必要もあるし・・・。現地視察というのはかなりいいとは思う。中身がどうであれ」
なんか、色々と含みを持たせたような言い方だけど、気にしない、気にしない!次の旅行先は・・・学園都市!
「次回からもよろしくね!キリグ!」
「もうすでに計画を立ててるよな、お前」
「うん!もちろん!だって・・」
「待て。キリグくん、この飛行船であっているのかい?」
マニフィークさんがこう、匂いを嗅ぎながらキリグに質問した。その表情は真剣で・・・
「あっています」
「では、すぐに降りよう。火薬の匂いがする」
「なんですって?!それはかぐや様を爆発させようということですの?!誰ですか、そんな無礼なことする方は!即刻見つけ出して・・・」
やっぱり、アドラーティオ様、だんだんと狂信者に近づいて行ってるような・・・。とにかく私たちは急いで運転士と一緒に外に出て距離を取った。そして・・・




