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第40話 タコって・・・珍味?

お昼ご飯の時間となりました。ここで食べるご飯なんて一択!そう、アニメ飯だ!


「これは何ですの?!」


「それは焼き鳥です」


「なんだいそれは?」


「焼いた鳥です」


「そんなことはわかりますわよ!具体的にどのようなお味ですの!?」


わいわいと軽口を叩き合っているこの三人って何かと仲がいいよね〜。


「おい、お前何見てんだよ」


「仲良しだな〜って」


すると・・・


「仲良しじゃねーよ!」


「マニフィーク様とは仲良しですわ!」


「ワタシは仲良しだと思うぞ?」


おー、息ピッタリじゃないですか〜!絶対仲良しでしょ。キリグったらホントに照れ屋さんなんだから〜。


「・・・気持ち悪い。何ニコニコしてるんだよ?」


「みんな仲良しで私は嬉しいよ。照れなくていいからね?それと私この焼き鳥3本食べるから!」


「かぐや様がお食べになられるならわたくしもいただきますわ!」


ふふ、食事はみんなで共有したほうが美味しいもんね!


「はいはい、買ってきますよ!ったく・・・。」


「ワタシも手伝うよ、キリグ君」


「ありがとうございます。助かります」


今度なにか奢るべきかな?キリグのことパシリにしちゃってるから・・・。何が欲しいか後で聞いてみよう!


「それよりかぐや様、この焼き鳥はどちらのアニメのお食事ですの?」


あっ・・・!


「わかんない・・・。なんだろう?」


聞き覚えのある言葉につい反応しちゃってアニメに関係あるかわからないものに手を出してしまった・・・!美味しそうな匂いだからラッキーだけど。何のアニメなのかな?


「はい、買ってきたぞ。いい匂いだな。「勇者の光は破滅の光」というアニメの食事らしい。なんでも伝統的な料理として登場するんだとか」


「帰りの飛行機と車で見なきゃね!・・・あれ、たこ焼きじゃない?!ってことは・・・あれは焼きそばとお好み焼き?!大阪グルメがたくさん!大好きだったんだよね〜」


ひゃー!ちょ、アニメ飯と日本食は迷うけど日本食が食べたい!転生者がよくよく体験するやつ!


「か、かぐや様はあの丸いのが好きなのですか?」


「うん!中にタコが入っているでしょう?嫌いな人もいるけど私は大好きで〜!」


うふふん、らんらん!思わずスキップしながら屋台の方に言っていると後で


「僕はあの珍味を自分から食べる人を始めてみた」


「ワタシも・・・」


「わたくしも、ですわ。いただいたこともございませんのでかぐや様とともに・・・」


と、こしょこしょ話していた。え?タコって珍味?いやいやタコは美味しいでしょ。いつものごとくアドラーティオ様の反応は怖いし・・・。


「おじさん、この丸いのを8つと麺を4つ、平べったいのを2つちょうだい!」


「嬢ちゃん、珍しいモノ好きだね。この丸いたこ焼きってのは怖がられてあんまり買ってくれる人がいないんだよ。お友だちにも美味しいって伝えてもらえたら嬉しいよ」


「はーい!ありがとう!ちょっとー!キリグ手伝って〜!」


遠巻きに見てくるキリグを呼び寄せてお好み焼き2つを持たせた。そしていつの間にか横にいたマニフィークさんとアドラーティオ様に焼きそばを2つずつ持っていてふと気づく。


「キリグ、私一つしか持てないからそのお好み焼き一つ持つよ」


「かぐや様が持たねばならぬものではありません!」


「いや、私が頼んだし?って!」


慌てて止めに入るアドラーティオ様が手に持つ焼きそばがグラグラとして危なっ!


「っと、気をつけてくれよ?アドラーティオ君。かぐや様が自ら頼んでくださったものだぞ?」


「本当ですわね。有難う御座います、マニフィーク様。軽率な動きを取ってしまい申し訳ございません、かぐや様」


格好良く焼きそばの容器をうまくキャッチしたマニフィークさんがアドラーティオ様を変な方向で諌めている。


この二人って案外組ませたら危険な存在なんじゃ?


「ん〜、このたこ焼きとか言ったか?結構うまいな!もう少し買ってくるよ」


「こらキリグ!何勝手に食べてるの!珍味珍味言うから食べないと思って8つしか買わなかったのに!」


「おま・・・全部一人で食べる気だったのかよ!太るぞ?」


別にいいでしょ!余計なお世話ですー!女の子に対して失礼な・・・。

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