表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/41

第36話 その頃娘溺愛協会の面々とリュクシュール公爵は・・・1

ここは五芒星会議を行う会議室。娘溺愛協会の面々こと三代目皇帝バシレウス、ドロワシオン公爵、ヴィジラン公爵、加入予定のトリスタン公爵そして息子しかいないリュクシュール公爵が集まっていた。


「陛下、我が姉が月光の毒の製作方法をリュクシュールへと流出させました。その件について姉と流出をそそのかしたと思われる前リュクシュール公爵を処分していただきたい!」


「それは誠のことなのか?偽りではなかろうな」


「ドロワシオン公爵、偽りではないでしょう。プリシオ公爵閣下、いえただのプリシオが吐きましたぞ!前リュクシュール公爵より月光の毒をいただいたと!謀反の証拠としては十分です!ぜひ私に出陣許可を!」


「父上も加担しているのであれば私がこの手で殺しましょう。私は皆様につくと決めた時家族ですら殺すと決めました。その覚悟を受け取っていただきたい!」


それぞれの公爵の発言は黙って座っている皇帝へと発せられている。そして皇帝は


「エポック、その覚悟は受け取った。其方の父、そして其方の妻を殺すが良い。自らの手で。それが失敗に終わった時、私は其方を処罰する。永遠と終わらぬような地獄のようなものだ。決して反逆者の言葉に惑わされるな!ジェネラレッシモ、其方はそれ以外の関係者を取り押さえるが良い。全て監獄に入れろ。決して殺してはならぬ」


「承知しています」


「決行はいつでも良い。ただし、かぐやが戻ってくる前に終わらせろ」


大事な愛娘に自分の冷酷な部分を見られたくない。それは娘溺愛協会の総意であった。


「しかし、どういたしましょう。もしも一気に二つの公爵家が抜けるとなると・・・」


「侯爵家が二つ繰り上がる。セレニテとヴォヤージュで良いだろう」


セレニテは医療を司りヴォヤージュは交通を司る。全ての公爵家が意味を持つのは真の五芒星が再構築されると言うことだった。


「真の意味での五芒星。これでかぐや様の邪魔をするものはいなくなる。かぐや様が皇位を継がなければ無駄な争いになる。これで世界に平和が訪れますように」


そう祈る配下を見ながら皇帝は思考する。平和が訪れることはありえない。自分が平和を訪れさせやしないと。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ