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一発ぶん殴らせろ!  作者: 団栗山 玄狐
4 狂信の宇宙
59/62

58 ツッコミ所

補給を済ませてワクムスピ:ノムイッカ・ラシタ専用小型機動戦闘機は、

戦場に舞い戻る。


冷静なくせに割と無茶をする相棒の元へ急いだ。

既に戦いは、西側に軍配が上がっていたが、まだ小競り合いは続いている。


おバカな相棒のフォローに入る為、急く気持ちを抑えながら

ワクムスピの速度を上げて進む。


AIにm.a.u.s Systemを解除させ、相棒の位置を探らせる。


「サー、見つけました。敵空母y軸3時方向に交戦中の

アメノミカゲ:ノブテル・ミズマ専用人型機を確認しました」



「いいね、さすがは【ZAI】その周辺の敵はどうなってる?」

相棒の健在に胸をなでおろすノムイッカ・ラシタ。

まだ油断はできない。


敵のど真ん中だ。

何処から援軍が来るかわからない。


非常識な兵器を持ちこんで来る相手に油断したくないのだ。


「okサー。敵と交戦中のアメノミカゲ後方に向かう敵影を一つ確認しました」


「アメノミカゲは何をしている?気が付いてないのか?」

嫌な予感を感じながらノムイッカ・ラシタは機体の速度上げる。


「サー。敵と殴り合いをして動きを止めています。

回り込んでいる敵に気づいていないと判断します」

その回答に


「はぁ?戦場のど真ん中で足を止めてどつき合いだぁ?!」

流石に呆れていた。


「何考えてるあのおバカは!!!」

ノムイッカ・ラシタは、相棒の機体後方に迫る敵に照準を合わせる。


このままだと確実に撃墜コースだからだ。

照準を合うと即座に引き金を引く。


もう余裕などない。時間も無い。


ワクムスピから放たれたビームは、見事に相棒の機体後方に迫る敵を撃ち抜いた。


そのまま、胸をなでおろしながらも相棒の機体の傍に近寄ると

AIが言う通りに絶賛殴り合い中の元気なアメノミカゲを確認した。



戦場のど真ん中でお互いの右拳をぶつけあっている。

訳の分からない力比べを無重力の宇宙でやっている。



『どこの格闘漫画だよ!』と、思わず考えてしまうノムイッカ・ラシタ。



何でもありで、生き残ることが正義の戦場で

熱い戦いをやっている相棒がいる。

しかもロボット同士で…何をしているのかわからない状況だ。



その姿を見て通信を入れた。


「何、熱血格闘してんだよ!!ここ戦場だよ、場所くらいわきまえろよな!」

ノムイッカ・ラシタが呆れたという感じで話した。


もう、どうツッコんでいいか、わからなくなる状況だったのだ。


「仕方ないだろうが、敵の攻撃防いでたらこうなったんだよ!!」

ノブテル・ミズマの苦情が来る。


『いや、付き合わなくてもいいだろうが』

そう思いながらも


「勝手にやってろ!!」

と言い捨てて戦場に残る敵を見据える。


まだ、戦場に残る戦艦、支援艦、空母を何とかしようと動き出す。

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