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ヒッチハイカー  作者: 幻田恋人


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第18話「どうしても南へ行きたいんだ…⑯『怪物追撃! 神獣白虎と戦闘ビークル!!』」

 愛する婚約者である皆元静香を目の前で怪物ヒッチハイカーに連れ去られた伸田伸也は、何も出来なかった自分の無力さに打ちひしがれていた。


 その時だった――。


 巨大な白い虎が、その巨体からは想像も出来ないほど静かに、物音ひとつ立てず伸田の背後へと忍び寄っていたのである。


「おい、若造。何しょぼくれてやがる」


 突然、背後から声がした。


「大事な女が怪物に(さら)われたんだろう? 助けに行かねえのか?」


 驚いて振り向いた伸田は、思わず目を見開いた。


 そこには誰もいない。


 ただ、いつの間に現れたのか、あの巨大な白虎が青い瞳で彼を見上げながら静かに佇んでいた。


「う、うわっ! と、虎が……いつの間に?」


 伸田は一歩後ずさった。


「えっ? まさか……今しゃべったの、お前なのか?」


 あまりにも現実離れした状況に、伸田は一瞬だけ静香のことすら忘れていた。


「やかましい。ギャアギャア騒ぐな」


 白虎は大きな牙を見せながら鼻を鳴らした。


「俺は人語を話す虎なんだよ。で、どうするんだ? あの化け物を追うのか、追わねえのか。さっさと決めろ」


「うわあっ! 鳳さん! また別の化け物が出た!」


 伸田は助けを求めるように鳳の方を振り返った。


 しかし鳳は笑いを堪えるような表情で、伸田と白虎を交互に見ているだけだった。


「ガルルルッ! 誰が化け物だ!」


 白虎は怒鳴った。


「俺は白虎だ! ありがたい神獣様だぞ! 聞いたことくらいあるだろうが!」


 そして伸田を見下ろしながら鼻で笑う。


「せっかく手を貸してやろうと思ったのによ。気が変わってもいいんだぜ?」


「伸田君」


 鳳が苦笑しながら口を開いた。


「その虎の言うことは信じても大丈夫だ。口は悪いし、おっちょこちょいだが、根は曲がったことが大嫌いなお人よしだ」


 少し考えてから付け加える。


「いや……お人よしというより、お虎よしべきか」


「誰がお虎よしだ!」


「否定はしないんだな」


 鳳の言葉に白虎は不機嫌そうに鼻を鳴らした。


 そんな二人のやり取りを見ていた伸田は、不思議な感覚を覚えていた。


 白虎と鳳の間には、長い付き合いの中で育まれた信頼と友情のようなものが感じられたのである。


 いったい、この二人はどんな関係なのだろう。


 伸田には想像もつかなかった。


「何だかよく分かりませんけど……」


 伸田は白虎を見つめた。


「僕はシズちゃんを助けたい。それだけです」


 たとえ僅かな可能性でも構わなかった。


 何もしないまま絶望しているよりは遥かにいい。


 静香を助けられるなら、自分はどうなってもいい。


 伸田は本気でそう思っていた。


 すると白虎の口元がわずかに緩んだように見えた。


「よし。決まりだな」


 白虎は満足そうにうなずいた。


「それじゃ若造、俺の背中に乗れ。ヤツを追うぞ!」


 そう言うと、伸田が乗りやすいよう雪の上に身を伏せる。


 伸田はもう一度だけ鳳を見た。


 鳳は力強くうなずく。


 その姿を見て伸田も覚悟を決めた。


「おい、早くしろ!」


 白虎に急かされ、伸田は恐る恐るその大きな背中へ跨った。


「よし。振り落とされないよう、しっかりつかまってろ」


「待て、白虎」


 飛び出そうとした白虎を鳳が呼び止めた。


「伸田君。これを持って行け」


 鳳は一本のベレッタの弾倉を差し出した。


「ヒッチハイカーに破壊された弾倉を確認したところ、二発だけが無事だった。君のベレッタの薬室に残っている一発を合わせれば、使える『式神弾(しきがみだん)』は三発だ」


 さらに鳳は、自らが帯びていた剣を差し出す。


 銀色に輝く両刃の『ヒヒイロカネの剣』だった。


「これも貸そう」


「ありがとうございます、鳳さん」


 伸田は弾倉を受け取り、ベレッタへ装填する。


「式神弾は残り三発……一発も無駄にできない」


 そして『ヒヒイロカネの剣』をベルトの背中部分に差し込んで固定した。


 鳳は静かに続けた。


「伸田君。ヒッチハイカーは過去の事件で、妊娠中の女性だけは殺していない」


 その言葉に伸田は顔を上げた。


「え……?」


「奇妙な共通点だが事実だ。妊娠していなかった女性たちは、他の被害者と同様に全員が無残に殺されている」


 鳳は一度息をついた。


「皆元さんから聞いた。まだ君には伝えていなかったそうだが……」


 伸田の胸騒ぎが強くなる。


「現在、彼女は君の子供を身ごもっている」


「シ、シズちゃんが……?」


 伸田は自分の耳を疑った。


「僕の子供を妊娠しているんですか……?」


 それは本来なら喜ぶべき知らせだった。


 愛する婚約者との間に新しい命が宿ったのだ。これ以上ないほど幸せな報告だったはずである。


 しかし、今は違った。


 静香はヒッチハイカーに連れ去られている。


 しかも、そのお腹の中には自分の子供までいるという。


 伸田にとっては、一人ではなく二人の命が危険に晒されている事実を突きつけられたのと同じだった。


 喜びよりも先に、不安と焦りが押し寄せる。


「おい、若造」


 白虎が声をかけた。


「生まれてくる子供のためにも、彼女を助けに行くぞ。しっかりつかまってろよ」


 そう言うと、何かを思い出したように振り返る。


「ああ、そうだ。鳳、お前は俺の『ロシナンテ』に乗って来い」


 白虎は首の付け根辺りに吊るしていた革紐を器用に前脚で引きちぎった。


 そこには何かがぶら下がっていたらしい。


 白虎はそれを一度口にくわえると、鳳に向かって放り投げた。


 雪の上に落ちたそれを見て、伸田は思わず目を丸くした。


 スマートウォッチだった。


『何で虎がスマートウォッチなんか持ってるんだ?』


 そう思った時には、すでに白虎は走り出していた。


「うわあっ!」


 伸田の悲鳴が吹雪の中へ消えていく。


 白虎の走る速度は猛烈だった。


 一人の成人男性を背中に乗せていることなど全く感じさせない。


 まるで雪原を駆ける一陣の風のように、白虎は山道を疾走した。


 その速度は、先行するヒッチハイカーをも上回っていた。


 あっという間に二人の姿は鳳の視界から消えてしまう。


 鳳は足元の雪の中からスマートウォッチを拾い上げた。


 慣れた手つきで操作すると、それを口元へ近づける。


「ロシーナ、来い」


 短い命令だった。


 だが、その数十秒後。


 吹雪の向こうから大型エンジン特有の重低音が聞こえてきた。


 やがて、一台の大型四輪駆動車が雪煙を上げながら現れる。


 ダークグレーの車体色をした大型4WD車だった。


 T社製の”ラウンドクルーザー”。


 外観だけ見れば二十年ほど前の型式のようだ。


 しかし、その走りには異様な力強さが感じられた。


 車は鳳の横で停止した。


 そして彼が近付くより先に運転席のドアが開いた。


 だが車内には誰もいない。


 運転席も助手席も空席だった。


『”ロシナンテ”へお乗り下さい、ミスター鳳』


 車内から聞こえてきたのは、驚くほど美しい女性の声だった。


 しかし、その声の主の姿はどこにも見当たらない。


「挨拶はいい。白虎を追うぞ」


『了解』


 女性の声が答えた。


 次の瞬間、無人のはずの車が静かに走り始める。


 鳳が乗り込むと同時に車は加速した。


 ところが、その時だった。


 ヘッドライトが照らし出す光の中へ、一人の男が飛び出してきたのである。


 SITの隊員服を着た男だった。


「何者だ?」


 鳳が眉をひそめる。


 男は慌てて運転席側へ駆け寄り、窓を叩いた。


「鳳司令官! 私です! Aチームの島です!」


 それは島警部補だった。


 重傷を負った関本巡査を搬送するため、一度戦列を離れていたSITのAチームリーダーである。


「君か」


 鳳は淡々と言った。


「何をしに戻った?」


「お願いします!」


 島は深く頭を下げた。


「自分も連れて行って下さい! これはSITとヒッチハイカーとの戦いでもあります!」


 声には強い感情が込められていた。


「死んだ仲間達のためにも、自分も最後まで戦いたいんです!」


 その目には覚悟が宿っていた。


 このまま置いていけば、雪の中を徒歩ででも追いかけそうな勢いだった。


 鳳は苦笑する。


「分かった。乗りたまえ」


 島の顔が明るくなった。


「ただし助手席ではなく後部座席だ」


「ありがとうございます!」


 島は急いで後部ドアを開けた。


 車内へ乗り込んだ彼は思わず驚く。


 古い車に見えた外観とはまるで違っていた。


 内装は近未来的とも言えるほど洗練されている。


 見慣れない装置が並び、カーナビゲーションシステムも通常の車とは全く別物だった。


 到底、二十年前の車両とは思えない。


 やがてロシナンテは大きく方向転換すると、先行する白虎とヒッチハイカーを追うため雪を蹴散らしながら加速を開始した。


 こうして吹雪の夜の追跡劇は、さらに激しさを増していくのだった。


     ********


 一方、ヒッチハイカーは凍てついた国道を八本脚で激走していた。


ガガガガガガガガッ!

 

 怪物の鋭い爪先がアスファルトの路面に穴を穿ち続ける。


「た、助けて…ノビタさん!」


 怪物に捕らわれた静香が切れ切れに救いを求める。


 むき出しのまま高速で移動する彼女は息をするのも困難だった。


 吹き付ける風で長い髪は千切れんばかりにはためき、美しい顔は凍り付きそうだ。


「ふふふ、俺とお前は南へ行くんだ。そこで生まれてくる子供を育てよう」


「な、なにを言って……」


 そこで静香は気を失った。


 あまりの恐怖と酸欠により意識を喪失したのだろう。


 そんな静香を愛おしそうな目でヒッチハイカーが見つめる。

 

 だが次の瞬間――


「むっ、何かが高速で追ってくる」


 怪物の頭部に生えた二本の触角が蠢く。


「虎か――」


 ヒッチハイカーは走る速度を上げた。


     ********


 白虎の背中にしがみつきながら、伸田は必死に前方を見据えていた。


 猛烈な吹雪の向こう側に、巨大な怪物の姿がかすかに見える。


 ヒッチハイカーだった。


 静香を連れ去った怪物は、今もなお凍結した国道を猛スピードで逃走している。


「見えた……!」


 伸田は叫んだ。


「シズちゃん!」


 だが、その声が届くはずもない。


 吹雪と風の音が全てを飲み込んでしまう。


 それでも伸田は叫ばずにはいられなかった。


 愛する婚約者が今も怪物の手の中にいる。


 そして――。


 鳳から聞かされた言葉が頭の中を何度も繰り返していた。


”皆元さんは君の子供を妊娠しているらしい”


 その事実は伸田に大きな衝撃を与えていた。


 嬉しくないわけではない。


 本来なら飛び上がって喜ぶべき知らせだった。


 しかし今は違う。


 静香一人ではない。


 彼女のお腹の中には、自分達の子供がいる。


 守らなければならない命が二つになったのだ。


 伸田は白虎の毛皮をさらに強く握り締めた。


「絶対に助ける……」


 震える声で呟く。


「絶対に助けるからな……」


 その時だった。


 前方を走るヒッチハイカーが突然進路を変えた。


 山側の斜面に目を向けている。


「ん?」


 白虎もそれに気付いた。


 怪物の視線の先には、大規模な地滑りによって傾いた巨大な木があった。


 幹の太さは一メートル近い。


 積雪の重みに耐え切れず地盤が崩れ、今にも倒れそうな状態になっている。


 ヒッチハイカーは走りながら静香を抱え直した。


 そして左側の触手へ山刀を持ち替える。


「何をする気だ……?」


 伸田が眉をひそめた。


 次の瞬間。


 ヒッチハイカーの触手が高速回転を始めた。


 まるで巨大な鎖鎌である。


 回転速度はどんどん上昇していく。


 触手の先端に握られた山刀が吹雪の中で不気味な光を放った。


「まさか――!」


 白虎が叫ぶ。


 同時にヒッチハイカーが気合いと共に触手を放った。


「てぇぇぇぇぇい!」


 山刀が巻き付いた触手は一直線に飛び、巨木の根元へと絡みつく。


 そのまま怪物は走るのを止めた。


 そして全身の力を込める。


 ギリギリと音を立てながら締め付けられる巨木。


 やがて。


メキメキッ!


バキバキッ!


 巨大な木が悲鳴を上げ始めた。


「嘘だろ……」


 伸田は目を見開いた。


 人間なら重機を使っても簡単には倒せないような大木である。


 それを怪物は力だけで破壊しようとしていた。


 そして。


 最後は山刀が幹を切り裂いた。


 巨大な木がゆっくりと傾く。


 そのまま国道へ向かって倒れ込んだ。


ズシィィィン!!


 轟音が山中へ響き渡る。


 枝が砕け散り、氷結したアスファルトが粉砕される。


 巨大な障害物が道路を完全に塞いだ。


 山側は急斜面。


 反対側は深い谷。


 車両どころか人間でさえ簡単には通れない。


 完全な通行止めだった。


 ヒッチハイカーは振り返る。


 そして不気味な笑みを浮かべた。


「ふふふ……これで、すぐには追って来られまい」


 そう言い残し、再び静香を抱えたまま走り始めた。


 その姿が吹雪の向こうへ消えていく。


「そんな……」


 伸田の顔から血の気が引いた。


 ここまで必死に追いつめたのだ。


 あと少しで手が届くところまで来ていた。


 それなのに。


 再び距離を離されてしまう。


「シズちゃん……!」


 絶望が胸を締め付けた。


 だが――。


「バカ野郎!」


 白虎が怒鳴った。


「何をあきらめかけてやがる!」


 青い瞳が鋭く光る。


「俺を誰だと思ってる!」


 白虎は速度を落とさなかった。


 いや。


 むしろさらに加速していた。


「しっかりつかまってろよ、若造!」


 四肢の筋肉が大きく膨れ上がる。


 伸田は背中越しにその異変を感じ取った。


 全身の毛が逆立つような感覚。


 巨大な肉体に莫大な力が溜め込まれていく。


 白虎は叫んだ。


「満月の夜の白虎様を甘く見るなぁぁぁっ!!」


 そして――。


 倒木まで残り三十メートル。


 白虎は凍結した路面を全力で蹴った。


「うわああああっ!」


 伸田の絶叫が吹雪の中へ響く。


 次の瞬間、白虎の巨大な身体が宙へ舞った。


 信じられない跳躍力だった。


 道路を完全に塞いでいる巨木までの距離を一気に飛び越えようとしているのだ。


 高さおよそ20メートル、距離にして約60メートル――。


 伸田は必死に白虎の首筋へしがみついた。


 眼下では倒れた巨木がゆっくりと流れていくように見える。


 吹雪の夜空を白い巨体が駆け抜けた。


 まるで空を飛ぶ砲弾だった。


 そして――。


 白虎は巨木の向こう側へ着地した。


 四本の脚が凍結した路面へ叩き付けられる。


ズザザザザザーッ!!


 激しい衝撃が伝わった。


 白虎の爪がアスファルトを削りながら火花のような青白い光を散らす。


 そのまま二十メートル近く滑走した後、ようやく体勢を立て直した。


「だ、大丈夫か……若造?」


 白虎が振り返る。


 しかし伸田は返事が出来なかった。


 顔面蒼白になりながら毛皮へしがみついている。


 気絶寸前だった。


「仕方ねえな」


 白虎は苦笑した。


「だが休んでる暇はねえぞ」


 再び前を向く。


 その青い瞳の先にはヒッチハイカーの姿があった。


「もう逃がさねえ!」


 白虎は再び走り出した。


 猛烈な勢いで吹雪の中へ消えていく。


     ********


 その頃――。


 後方から追跡していたロシナンテも問題の倒木へ到達していた。


『ミスター鳳。前方の道路に障害物を確認しました』


 ロシーナの落ち着いた声が車内へ響く。


『巨木が国道を完全に塞いでいます』


 後部座席の島警部補は前方を見て顔をしかめた。


「駄目です……」


 思わず声が漏れる。


「あれでは通れません」


 しかし鳳は平然としていた。


「ロシーナ」


『はい』


「PSGランチャー発射準備」


 島は耳を疑った。


「は?」


 鳳は前方から目を離さない。


「三十メートル手前で停車しろ。そして倒木を吹き飛ばせ」


『了解』


 島は慌てて身を乗り出した。


「待って下さい!」


 鳳が振り返る。


「何だ」


「ここは国道ですよ!」


 島は必死だった。


「爆破なんてしたら道路まで壊れてしまいます!」


 だが鳳は一喝した。


「構わん!」


 車内の空気が震える。


「これはヤツと人類の戦争だ!」


 島は言葉を失った。


「ヤツを逃がせば、被害は計り知れない。今はヤツの確保が最優先だ」


「しかし……」


「私は総理から全権を委任されている」


 鳳の口調には一切の迷いがなかった。


「ロシーナ。撃て」


『了解』


 ロシナンテが停車する。


 次の瞬間だった。


『PSGランチャー発射』


ポンッ!


 軽い発射音が響いた。


 放たれたグレネード弾は吹雪を切り裂いて飛翔する。


 そして倒木へ命中した。


 轟音。


 激しい爆発。


 しかし一発では足りなかった。


 巨木は破壊されたものの、まだ道路を塞いでいる。


「二発目撃て」


 鳳が即座に命じる。


『了解』


ポンッ!


 再び発射音。


 着弾と共に今度はさらに大きな爆発が起こった。


 倒木は粉々に吹き飛び、周囲の雪と木片が夜空へ舞い上がる。


 同時にアスファルトの一部まで吹き飛んだ。


 だが通路は開いた。


「よし」


 鳳が短く言う。


「発進だ」


『了解』


 ロシナンテは急加速した。


 雪と木片を蹴散らしながら前進する。


 白虎。


 ヒッチハイカー。


 そしてロシナンテ。


 三者の追跡劇は、吹雪の祖土牟山を舞台に、なおも続いていた。


 彼らはまだ知らない。


 この先に待つ夕霧谷こそが、すべての決着の地になることを――。



【次回に続く……】

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