第五十一話海を目指して。
私達は焔ちゃんと共に火の里を出て…………そして木忍の暮らす木の里があるという島へと向かう事になったの。
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「木忍……………………ね……………………でも海を越えた島で暮らしているなんてね…………………………いかづちちゃん達雷忍よりも珍しいんだよね………………。」
そういったのは水璃ちゃんだった。
「そうなのかな?私達が珍しいっていうのも私には実感があまりないんだよね。」
「そうですねえ…………私は雷忍の人そんな珍しいなんて思わなかったんだよね」
そう言ってくれた風花ちゃん………………すると焔ちゃんが口を開く。
「うん………………確かに私も雷忍よりも木忍の方が珍しいかもしれないな……………………」
「そうなの?」
「うん……………………木忍はね……………………戦闘の忍びは少ないってパパが話していた事があったの………………。」
「そうなの?」
私の問いに頷く焔ちゃん。
「そう…………………………だからね………………隠れて暮らしているし………………その深い森に入ったら…………彼らは見つからないって聞いた事があるの。」
「なるほど……………………それなら……………………なんとかあのやまだのような敵がいても…………簡単には見つからないんじゃないかな。」
「そっかあ…………………………………………………………。」
私はそういいながらも視線の先の海をどこかでワクワクしながら見ていたの。
「海…………………………ってさあ…………………………凄いんでしょ?」
「はいぃ………………………わ………私も海初めて…………ですう……………………………………。」
「あら……………………二人とも海は初めてなんだ」
「そうじゃない?水璃ちゃんは見た事あるの?」
「そういう焔ちゃんは見た事あるの?」
私達はそんな会話をしながら歩いていると………………。
「おおっ………………おお……………………海……………………か。」
私達の声に反応した何かがいたの。
「ポンタも海はじめてなんだね」
「ああ……………………そうさ………………風花……………………お前………………水着というものを持ってはいるかね?」
「水着?……………………持ってないよお……………………。」
そんな会話をしていた二人…………でもそこでポンタの目に映ったのは………………水璃ちゃんと………………焔ちゃんだった…………………………。
「ぬふふふ…………………………………………な…………なあ…………」
「ん…………………………?なに……………………その顔………………」
「ポンタって………………………………なんか…………………………」
水璃ちゃんも焔ちゃんもポンタの凄くいやらしい顔に嫌そうな顔をしている。
そしてポンタはもう止まらなかった。
「うひひひひーーーーーーーーーーーっ♡海!!うーみーーーーーーーーーーーーっ!!水着ーーーーーー♡」
そう叫び腰をクイクイ振りながら軽快に歩くポンタ。
そんなポンタを見ながら呆れながら歩く私達…………。
「しっかし……………………………………………………あいつ。」
「なにさ………………あいつ………………あんなものでしょ。」
たかおのやれやれという気持ちを込めた一言に私はそう返していたの。
「まあのお…………………………わしのように達観せぬと………………あんなものかのお…………。」
「たかおはおじいちゃんだからねえ………………。」
「やかましいぞいかづち!!」
私達がそんな話をしながら歩いていると……………………。
「ふん……ふん………………ふん………………ふん…………………。」
そんな声をあげながら小刀を振りながら歩いていたのは焔ちゃんの魔神の火蜥蜴ちゃんだったの。
「ふん……………………………………ふん………………………………。」
「あいつ……………………………………変わってるのお…………。」
「えっ!?……………………どうして?」
私はたかおにそう返していたの………………すると火蜥蜴ちゃんの影響なのか…………突然球利ちゃんが火蜥蜴ちゃんを真似て槍を振るいだす。
「きゅうううーーーーーーーーーーーーーっ!!」
「えっ!?ちょっと球利ちゃん!?」
「魔神にも………………………………色んな子が…………いるんだね……………………………………………………。」
そんな魔神達を目にしながら歩く私達………………でも……………そんな中…………風花ちゃんだけが…………恥ずかしそうだったの…………………………。
「ちょっと………………ポンタ………………恥ずかしいよお。」
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