第二十三話二人の魔神具師。
水菜様は何とか無事だった。
そしてそこにいたのは巨大な妖の群れだったの。
そんな私達は妖と戦いをはじめたの。
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「はああああーーーーーーーーーっ!!」
「えええーーーーーいっ!!!」
私も風花ちゃんも敵をどんどんなぎ倒していく。
「水菜様………………私も行きます!!」
そう言い放った水璃ちゃんはその手に槍を持ち構える。
「いきます!!!」
そういいながら飛び出していく水璃ちゃん。
すると地面から草花がぎゅうううーーーんっと伸びて水璃ちゃんの手足に絡まりだしてくる。
「これは!!!??くっ………………忍法…………「水切りの術」」
水璃ちゃんの声と共に槍から飛び出していく水の刃が草花を切り裂き、それは地面にどさどさっと落ちていく。
「おおおっ!!水菜ちゃんやるう!!」
「水璃ちゃん………凄いですう……………。」
「えへへ……………………まあね…………これくらいは水忍ならできて当然よ。」
自慢げにそう言い放った水璃ちゃん。
でもその時…………辺りに何か嫌な匂いが立ち込め始めたの。
「!!???これはまさか!!???」
先程水璃ちゃんが切り落とした草花から異様な臭気を感じた私達。
「ううっ…………………これは……………………。」
「凄く臭いですう………………………………。」
「ダメこれはかいじゃ…………ダメ……………」
その時………………水菜様の声が聞こえてくる。
「水璃!!その植物は毒を放出できるようなの………………それが原因で私の身体も………思う様に動けなくなってるの。」
「そんな……………………水菜様…………………………。」
その時………………風花ちゃんが魔神具を握りしめ念じていたの。
「ポンタ………………お願い……………力を貸して。」
次の瞬間。
風花ちゃんの背後からポンタが飛び出し姿を見せた。
「はっはあーーーーーーーーー!!さあ俺がでてきたぜえ美人さんたちい!!こんなのまとめて吹き飛ばしてやる!!」
ニヤニヤ笑って登場したたぬきさん。
なんだか風花ちゃんも恥ずかしそうなに顔を赤らめていた。
「ポンタあああ………………余計なこと言ってないでこの匂いなんとかしてえ」
「ふふん………………風花………お前やっと俺の魅力にすがってきたのか。」
この時私は何故かイラッとした。
水璃ちゃんも水菜様も呆気にとられたみたいでその表情は固かった。
すると我慢できずに風花ちゃんが魔神具であるクナイを投げつけていった。
「余計な事言ってないで………いきなさーーーーーーーい!!」
風花ちゃんの声に緑色の光を発光させていくポンタはスーーーーーーーッと魔神具へと吸収されていく。
するとそれを見ていた水菜様が水璃ちゃんに静かに告げた。
「いい水璃?………………あの二人の戦いをよく見ていなさい…………………アレが魔神具師の戦いよ。」
「魔神具師の戦い…………………………………。」
風花ちゃんのポンタがクナイの上に飛び乗り魔神具であるクナイを操っていく。
「HEY!HEY!やってやるぜ!妖どもおおおーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
腰をクネらせそう叫んでいたポンタは魔神具を操り敵に向かっていった。
「ポンタ…………………なんか恥ずかしいですう。」
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そして私とたかおの戦い。
バサッと翼を広げ滑空しているたかお。
「さあワシらもいくぞいかづち!!」
「わかったたかお!!」
私は手にしていた雷魔手裏剣をさらに強く握る。
「さあ………………………いくよ?」
するとその時…………たかおの準備がいつもになく早かった………魔神具に吸い込まれてくるたかおの足を握っていた私の手。
「ん!?おおおっ!!いかづち!!お前ワシの足まで握っておるぞおおおーーーーーーっ!!」
「問答…………むよおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう!!!!!」
ぎゅうううーーーーーーーーーーんっと飛んでいくたかおと雷魔手裏剣。
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「水菜様…………………アレ…………が魔神具師の…………戦いなんですね……………………?。」
腰を激しく振るたぬきと思いきり投げられた大鷹が二人の目に入っていた。
真面目な顔で戦っている二人の魔神具師の姿がそこにはあった。
水菜様の顔が何故か赤くなっていた。
そして……………僅かな沈黙。
慌てて笑みを浮かべる水菜様。
「そ…………………そうよ…………アレが魔神具師の戦いなのよ………………そう…………これから…………これからが本番よ!!」
「へえ…………………………………………。」
そんな会話をしながら二人の視線は再び私達に向けられる。
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「HEY!HEY!さあまとめていくぜ!!」
「うごおおおーーーーーーーー!!いかづちーーーーーーーーーーー!!後で覚えてろーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
二人の魔神の戦いも今はじまったのでした。
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