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昨日の傷跡(鬼角 正修の場合)

更新がクソみたいになっててすいません。

これからはもう一作最近始めた方も書いていくので、そちらの方も読んでもらえたら嬉しいです。

もし良かったら評価ください(__)

思いの外、寮生活に適応して清々しい朝を迎えたと思ったら、幼女にぶっ飛ばされてチユにタックルされて、メタメタにされて卸したばっかの制服をぐちゃぐちゃにされた俺は、チユと共に寮を出て、教室に向かう。

寮と教室がある棟に繋がっている廊下で、今日の天気が快晴なのを再確認して、肺に新鮮な空気を詰め込んだ。

隣を見ると、チユも真似していた。

「やめろ、恥ずかしい」

「いや♡」

ハートをつけるな、ハートを。

茶番を終えた後、教室がある棟に入って、そのまま真っ直ぐ教室に向かった。

教室の扉の前で、どうぞどうぞとチユと扉の開閉の権利を譲り合った後、結局俺が開くことになった。

ガラリ

扉を開けると、中にいた皆がこちらを一斉に向いた。

これこれ、これが一番嫌いなんだよ。

皆一斉にバッと音も一斉に向いてくるヤツ~~~~

あれされるとサブいぼが立つんだよ。

教室の中には、俺とチユ以外の全員がいた。

ガタイ委員長は片肘を机に立ててぺらリぺらりと小っちゃい単語暗記帳を黙々と暗記しており、ゲーム君はカチャカチャとイヤホンをつけて黙々とステージを進めており、威圧感半端ない奴と、昨日日本刀持っててびっくりした巨乳少女は瞑想をしている。

幼女と目があったが、すぐに視線を逸らしたら、ガタッと机で音を奏でながら立ち上がってこっちをキッと睨んできた。

いやもういいだろ・・・もう部屋でそのくだりは何回もやっただろ?

「やっと着いたなぁ!」

幼女の一撃をまた受けるのかな~~とか思っていたが、めぐるんがこっちにやってきて喋りかけてきた。

「何で皆こんなに揃ってるんだ?俺だけはぶられたとか?」

「何言っんねん!チユちゃんがおるやろ」

確かに今も俺の腕を掴んで我が物顔で、俺の左側面を占領している。

「・・・・いや、コレはそういう生物だから」

「な!何ちゅーヤツや!チユちゃんがどんだけキミの事好いてるか知ってるんか!?」

まぁ、めぐるんよりは知ってるとは思う。

チユとは納豆ぐらいの腐れ縁だからマジでベタベタしまくられの日々を送って・・いや、今まさに現在進行中だった。

「あれ?めぐるんどったの?それ」

めぐるんの目の下に居座るクマを指差した。

「これはなぁ・・・チユちゃんの君への愛の重さと深さの結晶や」

「ん?」

「昨日の夜、チユちゃんに君の好きなところエピソードを永遠と聞かされました・・・・」

あ・・・・(察し)

チユの粘着質にはめぐるんの『幸運』を以てしても勝てなかったか・・・・

「すまんな」

「そう思うならチユちゃんの事幸せにしてやってや・・・・」

ガクッ

何その死に際みたいなの。

「おっと!」

足に力が入らなくなっためぐるんを両手で支えた。

「おい!大丈夫かよ!」

「お・・ごめんなぁ・・・・眠い・・・・」

めぐるんの目が元から細かったから眠そうなのかあまりよく区別がつかないな。

けど、ここまで眠る演技する必要性も無いだろうしな。

「セイくんの冷たいところもいい・・・・」

「ヒィ!」

めぐるんがぐったり状態から、飛び起きあがった。

俺は、チユに顔を近付けて

「おい、止めてやれよ。なんかPTSDみたいになってんじゃん」

と耳元で囁いた。

「あぁ、耳打ちって二人の内緒話って感じがして良いわぁ~~~」

知ってたけど、コイツやっぱ手遅れだよな。

「おぉぉい!!!」

ビックッッッ!!!!

ちっさい幼女がこのカオス状態に一括入れるように叫んだ。

「校長がいらっしゃっているんだぞ!」

扉の方を向くと和服の校長がぬ~~んと立っていた。

ワ~~オ、びっくり~~~

「座りなさい」

昨日の夜の記者会見並みの刃物並みの一瞥で、俺を自分の席へと急がせた。

俺の席は・・・・

真ん中かいっ!

しかも、右隣りチユなのなんで~~!!

左隣は・・・・巨乳日本刀か・・・ちゃんと今も日本刀持ってんなぁ、『ちゃんと』って言うのもおかしいけど。

左前は幼女、前にはめぐるん、右前にはガタイ委員長、左後ろにはゲーム君、後ろには威圧感半端ない奴、右後ろには誰だっけ?何かイメージもわかないな。

右後ろの方をぼんやり見ていたら、その男子生徒がこっちに気づいてニッコリ笑った。

こういう場合どうやって返事したらいいのか分かんなくて、一応「おす」と一礼した。

コツコツコツ

校長が教卓の奥に居座った。

校長はこちらを見据えて突然頭を下げた。

「昨日の事は本当に申し訳なかった」

ガタッ

ガタイ委員長がビクビク何かを怯えているようだった。

校長は頭を下げたまま弁明を続ける。

「あの事件は予期することができなかった。しかし、被害は少なく死者は一人もでなかった。これは不幸中の幸いと言っても良いだろう。だが、これを言い訳にこのままの体制で良いとは少しも思っていない。これからは、警察、特にアンチアビリティとさらに強固な繋がりを作り上げて、二度とこのような事件が起きないように精進していく」

校長は一息でそれを言い終えると、顔をスッとあげた。

「・・・・・・・・・・・・」

「何か?智慧くん」

智慧って言うのk・・・・

ダンッ!!

「今からやるじゃ遅いんですよ!!」

智慧は机に張り手をして、立ち上がって怒鳴り散らした。

「今からじゃ・・今からじゃ・・・もう過去は変わらないんですよ!!!」

ん?当たり前じゃね?

「・・・・・まぁまぁ、ちょっと待ちぃや。何かあったんンか?」

めぐるんが智慧に近づいて話しかける。

「・・・・・・・・人を殺した。昔から、いざとなったら能力を使ってでも対処してやろうと思っていたのに・・・・・殺してしまったんだ・・・・・」

智慧は下を向いて、悔しそうに歯を食いしばった。

「それはなぁ・・・・・」

「確かに今からでは遅いのかもしれない」

めぐるんが喋りかけるのを阻止するように校長が話し始めた。

「起こってしまった事はどうやっても変わらない」

「じゃあ!」


「では・・・どうしたらいいのか・・答えは一つこれからの私達『能力学園』の行動で示すしかない」


智慧が喋るのにわざと、会見の時のような威圧の声で被せた。

ハァ・・・

「まぁ、いったん落ち着けよ」

俺は、席を立って、智慧の肩にポンと手を置いた。


『マインドコントロール』


智慧を椅子に座らせた。

「では、話を続けさしてもらう」

校長は和服を今一度ビシッと正した。

「これから能力測定を行う」

他のキャラクター目線のも書きたいな

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