SS1「ルディのハーレム」
思いつくままに書きだしたショートショートです。
「男性メンバーが欲しい?」
ある時、ルディがシーダにそう訴えた。
「ああ。正直今のパーティって男女比率がおかしいだろ?男が俺一人で後は女性ばかり8人だよ?しかもみんな美人だし」
「良い事じゃない。そういうの、男の夢でしょ?」
「確かに憧れが無いとは言わないけどさぁ。知らない人たちが見たらこのパーティ、俺のハーレムみたいに見えるじゃん!」
(『見えるじゃなくてそうなのよ!!』)
二人のやり取りを見届けていた女性陣が心の中でツッコんでいた。
「悪いけど、ルディ以外に男を入れるつもりはないわ」
「確かに自分も反対だ」
「そうねぇ。男って頭悪いのばかりだしぃ」
「私も兄様以外の男性は……怖いです」
「料理が上手い男性だったら……別にルディがいるから必要ありませんね」
「私も反対!男ってバカだしいやらしいし、バカだし!」
「私もお姉ちゃんと同じ……男の人、いつもいやらしい目で見るから嫌……」
「ルディ様のお気持ちもわかりますがうら若い男女が一緒というのはちょっと……」
「トモエ、言っとくけど俺もそんなに年じゃないからね!」
シーダに始まり、アーデ、ウルザ、ソフィスティア、サラ、アヤメ、リリオ、トモエと全員の反対を受けるルディ。
「じゃあ俺がパーティ抜けるからみんなはみんなでそのまま旅をするというのは……」
『絶対反対!』
結局「中途半端な人数だからそんな風に思うのよ!だからこれからはもっと人数を増やすからね!逃げようなんて思わない事ね!」というシーダの一言でルディのハーレムはまたしても本人の与り知らぬところで拡大することになったのだった。
次回もSSで、2月28日13時投稿予定です。




