115:登場人物紹介
第1部113話終了までの登場人物一覧です。
ちょっぴりネタバレを含みます。
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◇ルシル
本作主人公。
17歳、女性。亜麻色の髪、紫の瞳。
孤児院出身の修道女。修道院長に追放されたが非公式なものなので、今でも身分はシスターである。
とにかく食べるのが大好きで、料理も大好き。美味しいものを誰かに食べさせるのはもっと好き。
前世はキッチンカーのオーナーだった女性。あちこち旅してはB級グルメ中心に食べ歩き、店のメニューに取り込んでいた。
能力は【絶対倉庫】。
容量無限で格納中は時間が停止するチート能力。
工夫次第で使い方色々な能力だが、ルシルは主に食材の保管に便利に使って満足している。
倉庫は無限なのだが、対象物の魔力の影響を受ける。
一定以上の魔力密度を持つものは入れられない。
とはいえクラーケンの足みたいなものも入っていたので、判定はそれだけではなさそうだ。
◆ラテ
ルシルの相棒、発酵マイスター。
??歳、男性。普段は黒猫の姿をした魔獣。本気を出すと人より大きい黒豹に変身する。
王都の路地で行き倒れていた高位魔獣。
制御できない腐敗の力に絶望し、食を絶ってゆるやかに自死をしようとしていた。
王都にやって来たのは何となく懐かしい気がしたから。
ルシルに出会ってケバブサンドを与えられ、腐敗の本質について教えられ、生きる気力を取り戻した。
性格は尊大だが食いしん坊。
能力は【腐敗】。
ルシルに出会う前は生き物の体を無差別に腐らせてしまう力だったが、腐敗の本質――微生物の活動について教えられて、能力の本当の性質を掴んだ。
以降は自在に力を使いこなすようになり、割れ鍋亭の発酵マイスターとして活躍している。
微生物の力とは最小の生命の力。
昔の漫画のもやし◯んみたいなあれである。
◆フィン
ルシルに助けられた孤児。双子の片割れ。
6歳、男性。明るい茶色の髪、水色の瞳。
隣国出身の男の子。隣国が他国との戦争をした際に巻き込まれ、両親と死別した。
戦争孤児として流れ流れてアステリア王国にたどり着き孤児院に入ったが、人さらいに目をつけられて誘拐されかけたところをルシルに助けられる。
その際に彼が聞いた「お腹を空かせた竜」というワードは解決されないまま第一部が終わった。
能力は【計算】。
数字やその他の計算能力に高い力を発揮する。
割れ鍋亭での帳簿管理の他、暗号解読も得意。
◇ミア
双子の片割れ。フィンの妹。
6歳、女性。明るい茶色の髪、若草の瞳。
隣国出身の女の子。双子の兄であるフィンよりも少しだけ食い意地が張っている。
年の割にしっかり者で、ルシルが気づかない恋愛の機微にも気づいている。
けっこう毒舌。
能力は【嗅覚・味覚】。
嗅覚と味覚が人並み外れて鋭い。
料理店で大変役に立つ能力で、ルシルが考案した(前世の)レシピの細かい味のブラッシュアップはミアの担当。
◇ナタリー
ルシルと幼馴染のシスター。治癒能力持ちのため施療院で働いている。
19歳、女性。黒髪、ムーンストーンのような瞳。
治癒能力だけでなく、薬師としても確かな知識と腕を持っている。
おっとりとした性格で、だいぶ天然。
ルシルとは姉妹のような関係で、修道院を追い出された時もとても心配していた。
能力は【小治癒】。
怪我や病気を治す能力。
裏設定で、治癒系の能力は体の免疫機能と自然治癒能力を高めるものとかなんとか。
◆クラウス
S級冒険者。並び立つ者がいないほどの腕前の持ち主。
21歳、男性。銀色の髪、青い瞳。クール系イケメン。
非常に強い剣士だが、非常にコミュ障の上に非常に天然な性格。どうにもならない。
パーティを組んでいた盾役と魔法使いが結婚して引退してしまったため、ぼっち道をまっしぐらだった。
行き先に困って廃墟同然の割れ鍋亭に潜り込んでいたところ、偽幽霊騒ぎが発生。
しばらく耐えていたが、やがてブチ切れてならず者を成敗した。
ねこがすき。
能力は【剣聖】。
剣の扱いに関して最高峰の補正を得る。また、身体能力もかなり上がっている。
◆アルフォンス
第二王子。
18歳、男性。金色の髪、緑の瞳。王子様系正統派イケメン。
フルネームは「アルフォンス・アーネスト・ミーティス・アステリア」。長い。
当初は兄である王太子と争う気はなかったが、宰相と王太子のタッグが色々最悪なので立ち上がる決意をした。
性格は朗らかで人好きがするが、妹のエレオノーラに対してはシスコン気味で、気に入った者には執着を強める。
能力は【中守護】。
物理・魔法を問わず攻撃を防ぐ盾を作る能力。
◆ギル
王都の商人。
20歳、男性。オレンジの髪、鳶色の瞳。派手系かっこつけイケメン。
商人の家に生まれたが、現在の停滞した王都の状況に反発心を抱いて家出した。
仲間を集めて新しい商機を探していたところ、ルシルに出会う。
能力は未定。何かいいのがあったら教えてください。
◆シルヴェスター
神殿の神官長。
30歳、男性。青の髪、青銀の瞳。いつも眉間にしわが寄っているが、美形ではある。
最年少の神官長。平民の出身だが、持ち前の能力と才能で神官長まで上り詰めた。
良い意味で信仰に篤く、民のことを思いやっている。ただしちょっと腹黒く、敵には容赦しない。
能力は【中治癒】。
小治癒の上位バージョンで、より効果が高い。
シルヴェスター自身も治癒者として働いている。
◇エレオノーラ
第一王女。王太子とアルフォンスの妹で、王家の子としては一番年下。
13歳、女性。金色の髪、ピンク色の瞳。(※本文では違う色でしたがこちらで)
生まれつき小麦アレルギーの体質で、アレルギーという概念のない王国では不治の病として扱われていた。
ろくにものが食べられずやせ細り、大人になるまで生きていられないと思われていたが、ルシルの小麦除去食で元気を取り戻す。
大治癒の能力は非常に強力。中以下の治癒能力とは一線を画し、毒素の浄化も可能。
しかし日常的に小麦を毒と知らずに食べ続けていたため浄化が追いつかず、瀕死だった。
能力は【大治癒】。
大治癒は王家に宿る生命の竜の力と言われているが……?
この能力を持つ者は、聖女または聖人として神殿で大神官と同等の待遇を得る。
大治癒持ちが出たのは数代ぶり。
◆マクシミリアン
王太子。
22歳、男性。金色の髪、青灰色の瞳。
国王の長子として王太子の座についているが、国の風習として暫定的なもの。
性格はアホの子。
宰相にそそのかされるまま、アホの道を邁進している。
能力は【小竜の守護】。
竜に連なる能力で、物理・魔法を問わず防ぐ結界を張る。
アルフォンスの中守護に似ているがより強力。マクシミリアンの数少ない自慢要素。
◆サイラス
宰相。
36歳、男性。灰色の髪、猛禽類のような黄色の瞳。
フルネームは「サイラス・カートリー」。
カートリー家は侯爵位で、3代前に王女が降嫁した王家の傍流。
サイラスには年の離れた妹がおり、マクシミリアンと婚約している。そのため外戚として権力を振るいたいと思われているが……?
能力は【???】。
決めていないというわけではなく、とある事情で本来の能力が上書きされた。
第二部はサイラスが裏主人公になる予定。
◆護衛
アルフォンスの護衛。
27歳、男性。茶色の髪、茶色の瞳。絵に書いたようなモブ。
伯爵家の次男坊でアルフォンスの側近。兄貴分として腹心でもある。
普通に剣の腕は立つし物知りだしいい人だが、モブ。
能力も【剣術】とかありがちなモブ。名無しのモブ。
◇バーバラ
港町編で登場した漁師の頭領。
26歳、女性。真っ赤な髪、ハシバミ色の瞳。
気性は荒いが面倒見のいい親分。
頭はあんまり良くなく、嘆願書を敵に奪われたり、そのせいでルシルまで敵視したりした。
男性に免疫はまったくなく、ギルのちょっとした言葉に動揺していた。
能力は【怪力】。カイリキーではない。
身体能力、特に膂力が非常に強い。
◇アマンダ
港町に住む老婆。
100歳、女性。総白髪、オレンジ色の瞳。
体は弱っているが頭はシャッキリしている老婆。口が悪い。
港町の生き字引として皆に頼りにされている。
◇ヴェロニカ
序盤の悪役、修道院長。
35歳、女性。赤い髪、緑の瞳。
化粧美人なおばさ……お姉さん? とても微妙なお年頃。
宰相の愛人で、食料ギルドを通じて貢いでいた。
短絡的な性格で、他人を踏みつけにするのを何とも思わない。お金と贅沢が大好き。
修道院から還俗して後、宰相と結婚するのを夢見ていたが、普通に考えてまず無理。
最終的に切り捨てられ、最果ての修道院で苦労を続けている。
スタンリー侯爵家の娘。
能力はたぶんない。能力がない人もいるということで。
◆バルダス
港町の悪代官。
41歳、男性。ビジュアル面決めてませんでした。
悪代官の肩書の通り、テンプレなセリフを吐いてルシルを感動させた。
こいつも能力はたぶんない。




