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第三話 彼

ノヴァが住み始めて3日経った。ノヴァはすぐにメイドたちとも仲良くなり、まるで昔から一緒にいたみたいだ。ある日の夜、私が自室で魔法の研究をしていた。コンコン、と突然ノックが響き、あの声が聞こえた。

 「プラム、起きてるか?ノヴァだよー」

少し間延びしたその声はどうやら昔かららしく、かえってノヴァだとわかりやすいと言われていたとか。

 「起きてるわよ。こんな夜更けにどうしたの?」

私は机を綺麗にしてドアを開けた。ノヴァは旅人の服ではなく、魔法使いのローブを纏っていた。

 「せっかくだし、俺の魔法を見せようと思ってな。俺の魔法はかなり珍しいらしくて本にも載ってないんだよ。」

 「本にも載っていないですって?」

私はノヴァの容姿から、ある魔法に辿り着いた。星の魔法だ。星の魔法とは、私が探している人が使っていた魔法だ。情報がなさすぎるため、正直諦めかけていた。だが、ノヴァの髪色と言い指輪と言い、どこか星や宇宙を連想させるのだ。

 「あなたのその魔法ってもしかして...星の魔法かしら?」

「星の魔法」という言葉を聞き、ノヴァは急に驚いた顔になった

 「ど、どうしてわかったんだ?あの魔法って本にも載っていないんだぞ。」

 「私が探している人が星の魔法を使っていたの。まさかあなたも使えるなんて知らなかったわ。ねぇ、早く見せてほしいの。」

私は自分が知らない魔法を調べたりするのが大好きだ。だから私は上目遣いでおねだりしてみた。

 「わ、分かったから...!そしたら庭に出て!そこでなら見せれるからさ。」

 「ふふっ、耳赤いわよ。」

 「赤くないってば!」

そんなことを言い合いながら、私たちは庭に出た。この屋敷の庭は巨大な庭園になっていて、私もお気に入りスポットがいくつもある。私は心の中の興奮を抑えながらノヴァの横顔を盗み見していた。夜はまだ長い。


第三話、ノヴァにスポットが当たり始めましたね。星の魔法、実際にどんな魔法なんでしょうね。以前友達から、主人公が東方projectのパチュリーに似てると言われました。まぁ…確かに似てますが、僕はパチュリーを意識したわけではないです!

次回、星の魔法の披露…かな?

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