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第十二話 審判の時

 「私ではありません」

私たちは固まった。一番犯人率が高いシャードが違うといった。なら一体誰が犯人だというのか。部屋の空気が一気に重く、暗くなり、冷えた。

 「シャード…本当にあなたじゃないの?あなたしかカメラは持っていないはずよ?」

 「プラム様、あなたは私を疑うのですか?」

 「それは…確かに確証はないけれど…」

 私たちは反論できなかった。確かに、カメラを持っているのはシャードだけだ。だからといってシャードが犯人であるという確実な証拠があるわけでもない。この状態でシャードを疑っても、仮にシャードが犯人じゃなかったら申し訳ない。私たちは結局それ以上追及できずに終わった。

 「プラム、さすがにこれ以上話していても埒が明かないと思う。一旦保留にしておかないか?ほら、まだ実害が出ているわけじゃないし。」

 「そうね…今回はそうするしか他に手段はないわけだし。シャード、ごめんなさいね、疑ってしまって。」

 「いえ、こればっかりは仕方がないことですし、私も今後疑われないように気を付けます。」

 その後、私はみんなを解散させた。私は部屋に残り、考えていた。

 (確かに証拠はなかった。だけどシャードが犯人の可能性が高い。実際に外部からの干渉や侵入はあり得ないわけだし…)

 その頃、シャードの部屋にて。

 「シャード、危なかったわね。」

 「マイラ…正直危なかったわ。今回はバレなかったからよかったけど、さすがにちょっとやりすぎちゃったわね…」

 「ねぇ、そのカメラを貸してくれないかしら。ちょっと改良してあげるわ。…音が鳴らないように、ね。」

 「マイラ…あなたもなかなかに悪いわね。まぁ、お願いするわ。機械についてはあなたが一番得意なんだから。」

 シャードとマイラの密談など、私には聞こえなかった。

今回も不穏な終わり方になりましたねぇ…

あまり出てこなかったマイラがついに出てきましたよー。まさかシャードと共犯だとは。以前投稿した閑話にも似たような感じがありましたね

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