世界破滅へのカウントダウン
「フハハハハッ…間もなくこの世界は消滅する。皆のもの末法濁世の時代が来るのだ。出でよ。我が下僕達よ。」龍野秀保は高らかに叫ぶ。「こい!蒼依、そしてその仲間達よ。ここで立ちきってやるわ。」
一方、蒼依side
おかしいな。龍秀高校から禍々しい気配を感じる。今は、朝の六時。快晴で心地がよいはずである。それなのに良くない雰囲気を感じた。「龍野秀保がまた暴れているようだな。よし、行くか。この危機には行かねばなるまい。」
私は、チャリを使って龍秀高校に向かうこととした。
チャリをこいで五分くらい経ったときであろうか。
「蒼依ちゃん。奇遇だね。」
聞き覚えのある声だ。西村朱梨の声である。
「朱梨ちゃん。どうしたのよ。こんなに朝早く。」
「実は、龍秀高校で何か悪いことが起こってるでしょ?それを解決しに行こうかと思って。」
「辞めた方が良い。彼処では何が起こるか分からないからね。」
「大丈夫!これでも雀山の番格だ!…あっ。」
「えっ?朱梨ちゃんの中身って朱雄?」
「その様子だと。もしかして蒼依なのか?」
「うん。そうだよ。」
「良かった。同じ思いをしている人が居たなんてな。」
「それはこっちの台詞だよ。さぁ、我が相棒よ。敵を殲滅しに行こう。」
「あぁ。敵は本校舎にあり!いざ参らん。」
「フハハハハッ…。お前達が攻めてくることは分かっていたぞ。殺れ、幻影忍者達よ。ここでお前達の命運も尽きるぞ。」
龍野秀保は叫ぶ。だがその体には無数の傷がある。まるで見た目は化け物であり。とても人間とは思えなかった。奴は本人では無いことは察しがついた。
「朱梨ちゃん。蒼依ちゃん。待たせたね。私達も合流します。」
「おおっ!白那と玄佳か。頼む。回ってくれ。」
「南原蒼依ですね。この幻影忍者 蒼天龍が相手にしましょう。いざ勝負。」
各、幻影忍者は一人ずつに付いた。
蒼天龍は蒼依、烈炎は朱梨、亀影は玄佳。そして清涼白虎は白那に付いた。
「行くよ!蒼龍神フォローミー!降臨せよ!」
青い衣装が彼女を包む。
「そんな衣装。子供騙しです。所詮は我の攻撃の前では無力です。散れ!」
蒼天龍は、空に円を描いて一瞬にして水の中にしてしまった。
「苦しいか?水の中は。さぁ戦おう。」
水の中での争いはしたことがない。あかん。このままでは窒息してしまう。❬透明酸素ボンベ作動します。❭良かった。これで何とかなるわ。安心しているのも束の間、敵はチョップをきめてくる。
いくら蒼天龍とは言えあのプロレスラーをリスペクトしているのか?水の中では銃が使えない。火薬式だからな。
「なぜ攻撃してこない?俺に恐れを成したか。」「別にどうでも良いでしょ。」と言いながら青い部分を斬った。水があふれでる。「流石や。だがな。この水はただの水ではないんやな。ハッ!」何やこれ。水が体に纒わりつく。宇宙では水がそうなるらしいが、まさかアイツは重力変化の能力のもちぬしなのか?
「早くしないと顔面に纒わりつくでぇ。覚悟しいや。」
「望むところよ。」
「ほなスピード上げさせて貰いやすわ。この死にたがりが。」
何秒もせずに顔面にまとわりついた。
「私は死にたがりじゃない。行くよ!」ハッ!思いっきり蒼天龍の顔面に叩きつける。
「うわっ何するんや。苦しいやないか。俺を殺す気か?」
「殺すもなにも、命ないでしょ?」
私は奴に銃弾を浴びせる。だが効かない。
「ごめんな!遅れてしまったぜ。さぁ、俺がとどめを刺してやる。」俺の体のお出ましだ。後は任せよう。
「蒼依君、頼んだよ。」
「おうよ。」
私は奴の居る屋上を目指した。




