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蒼依の風~Deux of Meine Rosto~  作者: 恋住花乃
セカンドライフ
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桐壺な私。

「クソが。てめぇのせいで台無しじゃねぇか。俺の学校がよ!」秀保がそんなこと言っていたが、もはやアイツは人間じゃない。奴の眼は赤く染まり、人間のそれとは異なっていた。

「私は一体どうすればいいの。」蒼依は悩んでいた。

ここのところ、女性的な感情が入ってきたようでメンタルが弱くなっていた。今、私は演説会から帰って家にいる。投票は今日の3時に締め切られる。あと十分だ。そしてすぐに開票作業が行われる。今時、スマホでの投票作業だ。ガラケーの人もいるが、その人はパソコンから投票するのである。いちいち紙に書いて投票するのは面倒なのだ。

きっと今回の選挙戦は、我が龍秀革命会が政権を握ることとなるだろう。そして、龍秀高校は救われるはずだ。だが、龍野秀保は何をするか分からない。龍愛党は最早武力集団になってもおかしくはない。だが、その時には用意がある。かつての武対屋で、今の防衛委員会だ。不良が襲い掛かることは無いが、内紛は今でもある。その為の集団だ。しかし、私の側に味方してくれるだろうか。いくら、嘗てのレジェンドと同じ字を書く私でも。

しかし、空前絶後の大ピンチである。きっと協力してくれるだろう。

私は、信じることにした。彼らが善良で話の分かる人達であることを。

そんなことを考えていたら3時になった。すぐに開票作業が終わり、結果発表になった。


言葉を失った。…完全なる敗北。これから龍秀高校は大変な時代が起こるだろう。結果は、900人の生徒がいて、200人しか投票してくれなかった。200対700だったのである。

何で、投票してくれなかったんだ。私は落ち込んだ。しかし、皆は怯えているのだと解釈した。そして、あのアナライシーと呼ばれるものを奴から取り上げ、平和を取り戻すと覚悟した日であった。


あと9話で完結します。処女作を見ていただきありがとうございます。そして、第二シリーズ「Soui and Aoi」


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