生徒会選挙
臨時休校の龍秀高校で生徒会選挙の立会演説会が行われた。
睨み合う二人…龍野秀保は対立候補、南原蒼依の父親を殺したのであるから当然だ。「只今より生徒会選挙立会演説会を開始いたします。まず最初に、現在生徒会を率いております、龍愛党の代表、龍野秀保と龍秀革命会、委員長である南原蒼依の二名による論争です。」まぁ、市長選のような感じである。10分くらいで終わった。そして、生徒会選挙が行われた。立候補者が政策を述べていたが別段、変わった様子もなかった。しかし、龍野秀保の時は、「人殺し!」とか言う野次が飛びすぎていた。
❬銃士の装備を展開。準備を完了しました。❭
「俺に文句のあるやつはぶっ殺してやる!」
「危ない。いくよ!蒼龍神。」
回りの皆は叫び逃げ慌てる。
「うっせぇんだよ!おら死ねぇ!」
闇雲に銃を乱射する。すぐさま私、蒼依は結界を張って銃撃を防いだ。
幸いにも皆無事に立ち去った。
「ふん。クソが。てめぇのせいで台無しじゃねぇか。俺の生徒会選挙がよ。」
「良く言えたものだわね。あんたが喧嘩売ってきたんじゃないの?闇雲にガールズバンドのデビューに反対して。」
「俺は、保守派だ。前例踏襲主義だ。長い伝統を守っていくには俺のような考えが必要なんだよ。」
「それなのに後援会長に就任して。どうするつもりだったのよ。」
「あれは知らねぇよ。アイツらが勝手に俺を推挙し、投票しやがったんだ。」
「まぁ、どうせこの学校も末だけどね。今となっては。」
「何だとてめぇ。あんたが無茶苦茶に掻き回してこの学校の歴史にピリオド打とうとしているんじゃねぇのか?…ぐぉほっ」
「何、理事長結核なの?もうそろそろ引いた方が良いんじゃない?理事長職を。」
「この職に殉じることが出来れば本望だぜ。例え、俺が死んだとしてもこの機械が俺の体を使って活動してくれる。」
「ふざけるな。あんたみたいな奴は生きてる資格なんてねぇ。」
「格好いい台詞じゃねぇか。だけど俺は死ぬことは出来ない。体が残っている限りな。」❬剣士の装備を展開。❭「龍野流斬!」
「いきなり危ないわね。行け!蒼烈華。」
「ふん。やるじゃねぇの。俺の最後の切り札、川根を殺ってくれただけはある。だが所詮その程度だ。行くぞ!」❬魔術師の装備を展開。❭「イレイザー。ゴリアス。いい夢見ろよ!ミラージュ。」
「うっ、うわぁ。待ておい。うわぁあ。…逃がしてしまったか。これで、朱梨ちゃんとかに危害が及んだら。いや、そんなことは考えられないよ。」落ち着こう。自分は、心を落ち着かせようとした。




