理事長 龍野秀保の破滅
「何で、こんなにも酷いことをしてしまったんだ。俺は。」
❬今更悔やんでどうするんだ?これが最強になった証じゃないか。❭
「お前は人間の気持ちが分かっていない。お前のせいで台無しになったのだぞ。 俺の人生が。」龍野秀保は言った。❬言っただろう。力を得ることは時に危険だとな。傲り高ぶることなく自分の力に抑制をかける。それが出来なきゃ無理だぜ。お前死ぬぜ。❭
「俺が死ぬだと?もう一辺言ってみろ。グッ…ゴハッ」目の前には赤い固まりが。嘘だろ!俺死ぬのか?「ふざけてやがる。こんなときに吐血とは。」龍秀高校の理事長、龍野秀保は最期が近付いていた。「良い。俺が死ぬなら。選挙を前倒しで行う。今まで俺が立候補する為に準備してきたんだ。立候補期間はこの3日間でな。」❬お前も本当に無茶だな。❭「おい、アナライシーよ。口が生意気じゃねぇか。」❬誰が敬語ばっかり使うと言った?良いか、俺はあんたの従属物じゃねぇんだ。お前を乗っとることも可能だぜ。❭「面白いこと言うじゃねぇか。じゃあ、俺の死語、処理を頼むぜ。」❬分かったよ。暴れてやるぜ。お前を演じてやるよ。肉体が消滅するまでな。❭「まずは、生徒会選挙だ。勿論、俺が政権を握る。」
翌日、Webメールに生徒会選挙の立候補メールが届いた。
「生徒会選挙立候補者募集。」蒼依は迷っていた。高校の浦戸さんに頼まれたのだが。「蒼依ちゃん。立候補したら?勿論、生徒会長に。」生徒会長?一年じゃ無理…じゃない!この学校狂ってる。立候補者名簿には、龍野秀保の文字があった。「紗希ちゃん。やるよ。私。この選挙勝たないと高校生活が台無しになる。」父さんの仇。この手で絶対…




