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遠足編その五
私、南原蒼依は龍秀高校に戻った。龍秀高校の周りは何も異変を感じなかった。大田先生の統括で閉められ。各自家に戻った。
私は、家に帰って郵便受けを確認した。一枚の封筒が入っていた。 何だろう。私は気になって開けてみた。中身を見て驚いた。なんと父、南原兼政の遺書であった。「父さん…父さん。うわぁぁあ。」何でだろう。俺は彼女の体は借りているが、彼女自身ではない。それなのに涙が出てきてしまった。やはり体は変わっていないんだなと思った。
新聞には琉球村の壊滅的状況が記されていた。見るに耐えないその惨状に怒りを感じた。「誰がこんなことを。まさか、理事長のやつが。許さない。」
一方その頃、理事長、龍野秀保が暴走し、殺人を行ったことはもう伝わっていた。その為、龍秀学園元老院(取締役会)では、理事長の強制退任が浮上したが、理事長がそんなことをするはずがないと信じる多数層による反対によって否決され、生徒会選挙までは任期が延びた。しかし、高等部教頭の橋本率いる一部の反対派は独立を目指して行動を始めた。このままではいけない。龍野一族が強力な権限を持ってしまうと。




