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蒼依の風~Deux of Meine Rosto~  作者: 恋住花乃
セカンドライフ
80/100

コテージ熱岡宿泊

腹ごしらえをした後、熱岡王国の王城見学に向かった。熱岡王国は、最高指導者である炎田兼康が政治の実権を握っており、国王は嘉宮清隆が務めている。

「いや、どうも皆さんこんにちは。遥々、四方市から御越しいただき有難う御座います。私は、この熱岡王国の第四代国王である嘉宮です。この国では、国王はただの象徴であり、放任されております。」まだ二十代前半と見える若い青年が話す。4代目は三年前に即位したばかりであり、統治のスタイルが固まっていないのである。そして私達は、王城内を見学し、附属歴史館で歴史を学んだ。その後は、名物を求め、ショッピングモール内を散策した。中々珍しい食べ物は見つからなかった。

そうこうしている間に、日が暮れコテージ熱岡の15号室に入った。ベッドが三つあり、天然温泉という湯舟があった。蛇口を捻ると天然温泉が出るらしい。夕食は、バーベキューであり、野菜と肉が冷蔵庫に入れられていた。米びつも準備されていた。火の付け方が書いてあって、所定の場所で行うことがかかれていた。

私達は、所定の場所に向かい、バーベキューをした。周りには他の生徒もいる。火は暖かかった。野菜も肉もとても美味しかった。この国が素晴らしく思えた。

夕食を終えた後、部屋に戻ろうとした。しかし、途中で温泉を発見したのだ。部屋で入るつもりだったが、大浴場があったのでそちらに入ることにした。

「ちょっ…止めてよ。悠梨亜!」

「蒼依ったら感じちゃってる?」

「べ、別に感じてないわよ。」

「蒼依ちゃん。ツンデレだ!」

「紗希、うるさい!」

そんな感じの会話が続いて、お風呂から出た。

そして、着替えて部屋に戻ると炭酸飲料がおいてあった。

怪しいとは思ったがよくよく見てみると学生様限定のサービスであった。

恐る恐る、蒼依は、グラスに注いで、口づけてみた。今までに飲んだことの無いような独特な味で、それでもいい味だった。

「これ美味しい。悠梨亜も、紗希も飲んでみるといいよ。」

三人は夢中になってその飲み物を飲んだ。その後の記憶が全く無いのだ。


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