コテージ熱岡宿泊
腹ごしらえをした後、熱岡王国の王城見学に向かった。熱岡王国は、最高指導者である炎田兼康が政治の実権を握っており、国王は嘉宮清隆が務めている。
「いや、どうも皆さんこんにちは。遥々、四方市から御越しいただき有難う御座います。私は、この熱岡王国の第四代国王である嘉宮です。この国では、国王はただの象徴であり、放任されております。」まだ二十代前半と見える若い青年が話す。4代目は三年前に即位したばかりであり、統治のスタイルが固まっていないのである。そして私達は、王城内を見学し、附属歴史館で歴史を学んだ。その後は、名物を求め、ショッピングモール内を散策した。中々珍しい食べ物は見つからなかった。
そうこうしている間に、日が暮れコテージ熱岡の15号室に入った。ベッドが三つあり、天然温泉という湯舟があった。蛇口を捻ると天然温泉が出るらしい。夕食は、バーベキューであり、野菜と肉が冷蔵庫に入れられていた。米びつも準備されていた。火の付け方が書いてあって、所定の場所で行うことがかかれていた。
私達は、所定の場所に向かい、バーベキューをした。周りには他の生徒もいる。火は暖かかった。野菜も肉もとても美味しかった。この国が素晴らしく思えた。
夕食を終えた後、部屋に戻ろうとした。しかし、途中で温泉を発見したのだ。部屋で入るつもりだったが、大浴場があったのでそちらに入ることにした。
「ちょっ…止めてよ。悠梨亜!」
「蒼依ったら感じちゃってる?」
「べ、別に感じてないわよ。」
「蒼依ちゃん。ツンデレだ!」
「紗希、うるさい!」
そんな感じの会話が続いて、お風呂から出た。
そして、着替えて部屋に戻ると炭酸飲料がおいてあった。
怪しいとは思ったがよくよく見てみると学生様限定のサービスであった。
恐る恐る、蒼依は、グラスに注いで、口づけてみた。今までに飲んだことの無いような独特な味で、それでもいい味だった。
「これ美味しい。悠梨亜も、紗希も飲んでみるといいよ。」
三人は夢中になってその飲み物を飲んだ。その後の記憶が全く無いのだ。




