表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蒼依の風~Deux of Meine Rosto~  作者: 恋住花乃
セカンドライフ
64/100

入学式

南原紗希は、家を出発し、車にのって龍秀高校に向かった。ん?誰の車かって?大野悠梨亜の母が乗せていってくれたのである。父も母も空間に囚われてしまい、愛する唯一の肉親の蒼依にも先立たれてしまった。そんな彼女は入学式に誰も見に来ないという寂しさを感じていた。「ねぇ悠梨亜。悠梨亜は良いよね。家族が見に来てくれて。私は、独りぼっちだよ。」紗希は悠梨亜に話し掛ける。


悠梨亜side

うーん。困ったな。我が妹よ。俺はまだ生きている。ただ体が動かないだけだ。ここで変なこと言うと、傷付けてしまうからな。

慎重に慎重に。「なら、私が紗希の家族になってあげる。」うわぁ。めっちゃ恥ずかしい事言ったわ。俺。「えっ?それどう言うこと?」「それは、つまり。」「ちょっと、え?ゆりあ、ゆりあちゃん?」気が付いたら、俺は妹、紗希とキスをしていた。「紗希ちゃん。アタシ、ずっと前から好きだったの。」あーぁ。もう責任とれねぇな。俺。紗希とGL的展開になるとは予想してなかった。「悠梨亜ちゃん。私も。あっ!着いたようだね。同じクラスかな。行こう!」「うん。」

私達は、普通科を希望して合格したがどのクラスかは指定されていなかった。

「えーと。普通科は三クラスで、1-a 1-b 1-cあった!c組だよ。」紗希と俺は同じクラスになった。

「悠梨亜ちゃん。同じクラスだね。…えっ?お兄…ちゃん?」紗希は泣きそうになった。

「おいおい。泣くなよ。折角の入学式なんだ。晴れやかな気持ちで迎えようよ。」

「うん。そうだね。行こう!悠梨亜。」

教室に入り、自分の席につく。担任が入室した。「ええ。みなさんおはようございます。新堂駿です。これから一年間担任を勤めます。宜しくお願いします。では、皆さん。入学式に向かいましょう。」


そして、入学式が始まった。「只今より、第72回入学許可式を挙行いたします。」そして、校長祝辞になった。「えぇ。皆さんこんにちは。私は、本校校長を務めております。南原蒼次です。本日はこの桜が舞い散る素晴らしい今日の良き日に、この式を挙行できることを嬉しく思っております。…」

どう見ても父上の姿だ。しかし、父は蒼次ではなくて蒼介である。だが気になるな。もしかしたら、父上の兄弟なのか?だがどうしてこの龍秀学園のトップ龍野一族出身でない南原が校長に就任しているんだ?


龍野秀保が現在の理事長をしているが、挨拶には来なかった。きっと生徒か理事長であることに不信感をもつかも知れないからであろう。


こうして入学式が終わりHR、学活が始まった。

自己紹介の始まりだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ