六代目蓮龍会会長 宍戸龍俊の判断
その頃、四方市の一部を勢力下に置く獅子渡雲竜を相手として、六代目蓮龍会は行動を起こそうとした。「親方、本当に良いんですかい。こんな四方市なんて早いところ抜け出して、俺達は、新しく始めるべきではありませんか?」
「ここだから良いんだよ。先代が汗水垂らして、作り上げたこの事務所を簡単には手離さねぇよ。蓮龍会の代紋守ってみせる。」
宍戸龍俊の旗の下に、四方王国を滅ぼさん。
戦の準備じゃ。
「いいか。お前ら。民間人には被害を与えるな。極力、己の拳で突き進め。卑怯な攻撃があったら、やり返せ。」
「はい六代目。」
蓮龍会の龍俊以下構成員、百余名は経山地区にはいった。
「おい。お前たち、ここで何をしている。ここは、雲竜座の治める土地、チンピラが来るところじゃねぇぞ。」
「俺達は、王政を打倒しに来た。」
「何ッ。反乱分子か。良かろう。やっちまいな。」
「おうおう。蓮龍会を知らんのかえ?どんな目に遭うかわかんねぇぞ。」
「てめぇら、破道を知らんのか。」
「破道なんて知らねぇよ。それよりも、極道から逃げた方がいいぞ。」
「無駄口叩いてんじゃねぇぞ。行くぞ。はぁッ。」
「今のは、何だ。子供騙しか?」
「う、うるせぇ。もう一発だ。はぁ。」
「生憎、俺達は、特殊型一般人でさ。そんなわからない術には、やられねぇんだよ。さぁ。死んでもらおうか。」
「ごめんなさい。俺は、何でもするから許してくれ。頼む。」
「じゃあ、殲滅してもらおうか。雲竜配下の敵を!」
奴の強さは、半端なかった。多くの奴が一発で倒れた。でも、俺たちには、異変が無かった。やはり、泣く子も黙る蓮龍会は、最強だと思った。
「お前達、よくここまで辿り着いたな。良かろう。佐沼組二代目組長、佐沼秀清が相手してやる。」
佐沼…俺達、蓮龍会の配下だったが、独立してこんなところにいるとは。
「てめぇ、それでも極道か?こんなわけの分からねぇ指導者についてよ。」「黙れ。雲竜は、てめぇの兄じゃねぇか。そいつに刃向かおうとしているあんたの方が極道かと疑いたいぜ。」
まさか…宍戸龍聖が、雲竜なのか。
「何を言ってやがる。龍聖は、抗争で死んだはずだ。お前、騙されてるんだ。」
「あぁ、そうかい。そう思うなら死んでもらおうか。」
佐沼が勢いよく殴りかかる。今、二人は対峙した。
今回は、武装勢力と極道の抗争です。後編も作成するので是非お楽しみ下さい。




