蒼依VS白太郎
「南原…勝負だ。消してやる。その名誉をな。」と北川は言った。
「絶対に名誉を守る。お前らの好きにはさせねぇよ。」
「南原…行くぜ。」「危ねぇな。反撃開始。おりゃあ」
ゴスン…「君の様な馬鹿にはもってこいの罠だな。残念ながら、これは金属で出来ている鎧だ。」
「ちっ…痛いじゃねぇか。上等だ。その鎧突き破ってみせる。」
「望むところよ。破ってみろ。」
「行くぜ。はぁ…」
「す…すみません。橘隠行尊円なる私度僧が反乱を起こし、天宮山一体に山城と街を作りこの南山市より独立国として独立することをめざして、活動を開始した模様。」
「はぁ?それが俺らにどう関係する?」
「虎頼院高校の占拠を目論んでおります。」
「何っ…それはいかんな。よし、蒼依。同盟だ。共にその橘尊円なる奴を討とう。」と白太郎は言った。
「だから、俺はお前の喧嘩にのっただけで俺には協力する義務はねぇ。」
「虎頼院高校の占拠が達成されたらどうなる。龍秀高校の占拠も行われるかも知れないぜ。俺が負けだって認めるからさ。その強さ見せてくれよ。俺にな。」白太郎は言うけどな。
一体俺は何のために来たことになるのか。
まぁ良いや。行くか。
「分かったよ。俺も協力する。たしか村垣政徳とか言う市長が言い出した『不良撲滅及び迫害についての条例』が可決され、犯罪をおこす不良は迫害される事に決定された事に対する反乱だろうな。これは。」
「市の在り方にも問題は有るけどな。最近の不良にはほんと困る。むやみやたらに万引きはするし、暴力事件は後が絶たねぇ。市の判断は正しい。」と白太郎は言った。
たしかにそれも一理有ると思った。不良には内なる悩みが有ることを知ってスクールカウンセラーの増員を南山市は実施したが、皆不良どもに一蹴され下手したら殺されかけたカウンセラーも居た。
「まぁ、蒼依、行こうぜ。喧嘩できねぇからよ。このままじゃ。」
「まだやるのかよ。負け認めたんだろ。」「あぁ。そうだった。」体育館の方へ向かった。「てめぇ。…覚悟しろ!」
「お前は、くっそぅ。裏切り者だったんだなぁ。許さねぇ。」目の前に現れたのは、山賀大蔵。
虎頼院の番長を狙って転校してきたやつである。「今や、俺の味方はお前より多いんだよ。尊円を倒すつもりとは。相当の意気込みだな。だがよ。お前より尊円のほうが強いぜ。あいつは、軍人だ。俺も本当はアイツを倒したいけどよ。力が及ばねぇ。もし、お前が俺を倒せるんなら、味方してやる。勝負だ。」大蔵の先制攻撃。
強大なパンチが入る。
「フッ…甘い。蒼依。先、行ってろ。」
「でも、お前。大丈夫か?」
「心配は入らねぇ。大丈夫だ。もし、俺が負けたらそんと…グハッ、てめぇ。やりやがったな。」
「無駄口叩くんなら俺と勝負せんかい!」
「くっそう。行け。蒼依。倒してやるからなこいつは。」
暫くして、「こちら、尊円親衛隊一番隊です。尊円様に逆らう真似は許しません。いざ、勝負です。」
「テメェら、俺をなめない方が身のためだぜ。いくぞ!!」一気に二人に攻撃した。
「何だと!!お前たち行け!!」華麗なバックステップで後ろに下がり、相手二人を相討ちにする。
「ひぃぃ…テメェよくやった。だが…ここからは、よ、容赦せ…せんぞ。」
「さぁ!!聞こう。あんたは俺に味方するのかしないのか。」
「あぁ。味方し…しよう…じゃないか。」
「言ったな。男に二言はねぇからな。」
「分かりました。」




