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ユニコーンを作るスキル  作者: 古山 経常
二章 盗賊姫編

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20 盗賊の頭と戦う

20 盗賊の頭と戦う



「マリーじゃねえか、バカやろう。どうなってんだ? バカやろう」


 盗賊の頭はマリアベルを見つけて、声をかけてきた。


「頭、私、このエルクに面倒見てもらうから。盗賊は今日でおしまいね」


 マリアベルが怒られると思ったが、盗賊の頭の反応は違った。


「エルクを殺す。マリアのために」


 エルクを見てはっきりと言った。マリアベルからしたら、何を言われているかわからなかっただろう。だから彼女はエルクの袖を引っ張る。


「マリアって誰?」


 エルクは答えたくなかった。


「後で話す」


「元カノかなんか?」


「後で話す」


「別にエルクが誰と付き合おうが構わないけど、私には言って欲しいな」


「だから後で話すって言ってるだろ!」


 マリアベルは黙った。


 かわりに盗賊の頭が喋りだす。


「あいつに何度も何度も言われた。エルクを殺せってな。だからお前を殺す」


 盗賊の頭は岩に覆われた腕を振り回した。


「くらえ!」


 渾身のパンチだったがノロい。エルクはかわしたが、マリアベルがまだだった。


「ちぃっ!」


 オルクから離れて、マリアベルをかばって飛んだ。


「どうして……」


 地面に転がったマリアベルはエルクに言った。


「マリアは敵だ。俺を殺そうとしてんだからな。そんなやつのために味方を死なせてたまるか」


 エルクは立ち上がって、状況を確認した。オルクから離れてしまい、攻撃手段がない。


 だが、狙いはエルクなのだ。マリアベルに行かないように自分がなんとかするしかない。


「来い!」


「言われなくてもやったるわ!」


 盗賊の頭は岩に覆われた右肩を前面に出して、体当たりを仕掛けてきた。


 岩で重くなっているので、かわしやすい。そして方向転換が難しそうだ。


 ギリギリまで引きつけてからかわし、オルクのそばに戻ってきた。これからエルクの反撃だ。


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