表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
17/48

第十七章:罠を仕掛ける

和兎は、きいと世間話を交わしながら、内心では別のことを考えていた。部屋の隅々を観察し、どこかに監視装置が仕掛けられているのではないかと疑念を抱いていたのだ。相手がこちらを覗いているなら、それを逆手に取ってやればいい。そう思考を巡らせた。


「お父さんから借りてきた、何かすごい装置ってないのか?」和兎は自然にきいに話しかける。「ちょっと使ってみたいことがあるんだけど、テストが終わったら一緒にどうだ?」


きいは一瞬考えたが、すぐににっこりと笑って答えた。「あるよ!使ってみたいことって何?」


その会話の一部始終を、相手に聞かせるためのものだった。和兎は、きいの成績が良いことをさりげなくアピールすることで、相手をおびき出そうとしていた。もし本当にきいを狙っているのなら、彼女の成績を利用して陥れようとする策を、相手は練ってくるに違いない。


「きい、君の成績が良すぎるから、もしかしたらカンニングや問題の窃盗をでっちあげる可能性がある。気をつけろ。」和兎は心の中で警鐘を鳴らしながら、罠にかかるのをじっと待っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ