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フリースタイル  作者: カブリネコ
過去の後悔をふりきって
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城間高校

 城間高校は新入部員が多いわけではない。

 それでも何とか団体戦になんとか出ることが出来た。


 今年入学した一年生は二人。55㎏級に一人と、66㎏級に一人だ。


 この二人を加えてようやく団体戦に参加する事が出来た。


 今年は84㎏級と120㎏級の選手を用意出来なかったため、5階級での団体戦参加になる。


 相手の通天高校は全ての階級を揃えているため、2階級分こちらが不利になる。


 三回負けてしまうと負けが確定してしまうため、最悪60㎏級の試合が終わる頃にはチームとして、そして学校としての敗北が決まる。


 もし最初の三回で負けが確定しても全部の階級の対戦が終わるまで試合は続く。


 主将である俺こと瑞慶覧豊ずけらん ゆたかは74㎏級。


 たとえ団体戦で負けが決まった試合になったとしても、俺自身は負ける気はない。

 主将である自分自身が、後輩たちの前で戦い抜く。


 三年生である俺の残り少なくなった大会の一つ。気持ちで負けてたまるか。

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