表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/109

第11剣『冒険団』

 聖雷剣の修復を終えた翌日、鎮也たち三人はレフティアを目指し馬車に揺られていた。


「時間の流れはすごいよな~感覚が追いつかない」


 鎮也たちが知る百二十年前のレフティアは都市の名前ではなく、大きな街道が交差している流通の要所に建っていた宿屋の名前、場所の名前がなかったのでそのまま宿場町の名になっていた。それが今では帝国領内でも屈指の都市へと発展しているらしい。


 今では交易都市レフティアと呼ばれている。

 繁栄していた鉱山街のライトゥスが廃れ、宿場町だったレフティアが大都市に、気をつけていてもつい昔の感覚で物事を考えてしまう。


「でも鎮也くん、レフティアの有り方は今の私たちには有りがたいことだよ」


 レフティアは交易都市と呼ばれるだけあり、帝国内だけでなく国外からも物資が流れてくる。そこには当然、レア度の高い剣も含まれているだろう。鎮也たちの目的である聖雷剣を探すにはもってこいの条件が整っている。


 都市に近づくと次第に整備された道へと変化していき、鎮也が改造した馬車はもうほとんど振動がしなくなっていた。


「見えてきたよ」


 仰向けに寝っ転がり空を見ていた鎮也が腰を起こすと、前方に石垣で作られた巨大な壁が存在していた。ライトゥスの木材で組まれた柵とは比べ物にならない立派な防壁。


「あの壁の支柱には魔物を寄せ付けない魔道具が埋め込まれているそうです」


 レオフィーナが依頼中に仕入れた情報を教えてくれる。


「街を囲む壁全部に?」

「そのようです」

「へ~、魔核の加工技術も進歩したな」

「そのおかげで魔核の買い取り価格が上がってるの」


 なるほどと頷く鎮也、魔核の新たな需要ができていたのだ過去より魔核が高く売れた理由を理解した。もしかしたら、この街の方がさらに高く魔咳を買い取ってくれるかもしれない。なんたって交易都市だ、安くなる要因は無い。


 森を抜ける道中にもまた魔物に襲われていたので、新しい魔核も魔法のカバンの中に収まっている。


「幸先がいいな、このまま順調に剣の回収を進められればいいな」


 512本の剣を盗まれたことで不幸は使い果たした。あとは幸運しか残っていないとレフティアで大量の聖雷剣が見つかることを期待した。馬車はレフティアの玄関である鉄製の門へと到着する。レオフィーナが馬車をとめ門番にあいさつをすると。


「身分証を見せろ」

「へ?」


 鉱山街ライトゥスでは確認されなかった身分の証明を求められてしまった。






 交易都市レフティアの顔とも言うべき市場通り、国内外から流れてきた様々な品が露天にて販売されている。人ごみがすごく道を真っ直ぐ歩くのも難しい。


 馬車を門近くの預り所に停めてきた三人は、はぐれないように体を密着させながら冒険者ギルド支部を目指す。鎮也の両腕は咲耶とレオフィーナにがっちりと左右から抱えられていた。


「確かにはぐれないけど、歩きにくくないか」

「大丈夫、それに鎮也くんの身元は私たちが保証してるんだから、はぐれないように細心の注意を払ってるだけだよ」


 身分書を持っていなかった鎮也は、ギルドカードを持つ咲耶とレオフィーナの保証で入ることを許されていた。


「まさか身分証明を求められるとは」

「申し訳ありませんマスター、私としたことが不覚です」


 お約束マイスターを自称するレオフィーナは門での身分確認というお約束場面にうまく対応できなかったことを奥歯を噛みしめて悔しがっている。


 異世界転移の物語だと大抵は一つ目の街で冒険者ギルドに登録、身分書を作り二つ目の街からは身分証を求められる場面の描写も無いのがほとんどだ。


「ギルドカードを作り忘れてた」


 聖雷剣の修復で頭がいっぱいだったため、鎮也だけギルド登録するのをすっかり忘れていた。


「それにしても、二人の言葉だけで信用してくれるんなんてランクはいくつまで上がったんだ」

「私もレオナもランクBまで上がったよ」


 ランクBとは、一流冒険者と認められた者にだけ与えられる選ばれた階級、十年冒険者を続けて生き残った者の中でもランクBに到達できるものは三割程度だと言われている。


「たった二週間でそこまでいったのか」

「競争相手が少なかったからね、大量に依頼を受けても文句言われなかったよ」


 誰でもできるわけでないランクアップ方法、難易度が高く誰も受ける者がおらず放置されていた依頼をすべてこなしたからこそ獲得できたランクである。


「だったら、この街は競争相手が多くてランクを上げるには時間がかかりそうだな」

「そうだね依頼の件数が減れば、そう簡単にランクBにはなれないと思うし、鎮也くんのランクを上げにライトゥスに戻る」

「いや、今は冒険者ランクよりも聖雷剣だ、ランクを考えるのは全部取り戻してからでいいよ」

「でもランクが高ければ有力な情報を集められるかも」

「そこは咲耶たちに任せるよ役割分担ってやつだな、でも身分証明は必要だから登録だけはする」

「……それが無難かな」


 少しだけ会話の間を開けた咲耶、鎮也が低ランクでいることを少しだけ気に入らないのかもしれない。


「最低ランクの最強の冒険者、これもお約束ですねマスター」

「俺は最強は目指してないけどな」


 目指してはいなくても鎮也は咲耶やレオフィーナたち、七星剣があれば最強に近いとは思っている。


 冒険者ギルドレフティア総合支部に到着した。ここは辺境にある冒険者ギルド支部の統括でもあり、帝都などから流れてくる依頼を他の支部へ伝える役割も担っている。

 時間は丁度お昼で、ギルド内では依頼を探す者や深夜の依頼を達成し報告にきた者たちなどでごった返していた。


「登録料っている?」

「いるよ、だから最初に素材を換金しちゃうね」

「よろしくお願いします」

「うん、まかせて」


 三人のなかで交渉ごとは咲耶が一番、彼女が素材を売りに行くと彼女の持つスキル『嘘探知』と培ってきた交渉技術で一割から二割ほど高く売れることがある。鎮也は咲耶の白くキレイな手に魔法のカバンから取り出した拳大の魔咳をのせた。渡したのは今朝屋敷を出た後に遭遇したB級の魔物、豹柄恐竜ティラノレパードの魔咳である。


 買い取りカウンターにいた集団が換金を終え、ちょうど空いたので咲耶が魔咳を差しだすとカウンターにいた女性が息を呑んだ。


「こ、これは、あなたが倒したのですが」

「え? そうですけど」

「これはB級クラスの魔咳ですよ、それを一人で倒したと」

「ええ、一人で倒しましたよ」


 ティタノレパードは体長二メートル弱の黒と黄色のマダラ模様をした二足竜、多少は素早く動いていたが咲耶が捉えきれないほどではなくヤマトの一振りで倒していた。


 何か驚くことでもあったのだろうか、女性スタッフは魔咳と咲耶の顔を見比べる。


「ギルドカードの提示をお願いします」


 求められギルドカードを提示する咲耶、取りだしたギルドカードにはランクBを示す三本の交差したラインと星が一つ描かれている。


「冒険者ランクBサクヤ、月光の舞姫サクヤ!!」


 騒がしかったギルドが一瞬で静まりかえり視線が咲耶へと集中する。


「……月光の舞姫だって」

「突然、ライトゥスに現れた凄腕の女冒険者」

「噂じゃエッジオーグルの群れを一人で倒したとか」

「俺は単独じゃ討伐不可能のモルダーウルフの群れを仕留めたって聞いたぜ」


 冒険者たちはヒソヒソと自分の持っている情報を近くの者たちと交換し合う。


「もう咲耶の噂が届いてるのか」

「魔咳を大量に売りましたから、その多くがこの都市に流れてきたのでしょう」

「ああ、なるほど」


 咲耶たちがギルドに売った魔咳を買った商人がレフティアに持ち込み、その流れで魔咳の供給源であった咲耶の噂も届いたのだろう。


「だったらレオナの噂も届いてるんじゃないか」

「お約束の展開ではそうなりますね」


 いつの間にか買い取りカウンターにいる咲耶の周囲には人がいなくなり混んでいるギルド内で一角だけ空白地帯が出来上がっていた。注目された咲耶は居心地が悪そうに換金の手続きを続けていく。


 その出来上がった空間に周囲の空気など気にしない一人の立派な鎧を纏った男が進み出て咲耶へと話しかける。


「サクヤ殿ですね少しよろしいでしょうか、私は冒険者集団(インシグネ・レギオン)深紅の秩序スカーレット・オーダー』に所属するエルラーク、あなたにとって有益なお話があります。ぜひ聞いてください」


 切りそろえられた金色の髪をかきあげ、整った顔をさげた。


「深紅の秩序だって、帝都で活動してるランクA冒険団(レギオン)じゃないか」


 鎮也は聞いたことのない名前だったが、冒険者たちの反応からそれなりに有名なのだと理解した。


 冒険者のランクには個人を現すモノと冒険者が仲間を集って結成した集団に付けられるものがある。ランクは集団で上げる方が簡単である、なぜなら個人のランクが低くても集団なら高難易度の依頼も受けられるからだ。


「どうして帝都の冒険団(レギオン)がここにいるんだよ」

「そんなの決まってるだろ、スカウトだよ、個人でランクBまでいったんだぞ有力冒険団(レギオン)は当然スカウトに動くって」


 周囲のささやきがエルラークと名乗った男が何をしたいのか全て説明してくれた。正式名は冒険者集団(インシグネ・レギオン)と言うが、冒険者たちは言葉を短くして冒険団(レギオン)と呼ぶことが多い。


「うらやましいぜ、俺もスカウトしてくれね~かな」

「ムリだよテメェなんて相手にもされねぇって」

「わかってるよ、そんなこと」


 百二十年前にも似たようなことは行われていた。有力集団には専属のスカウトマンを抱えているところもあり、冒険者にとってスカウトされるとは自分の実力の現すステータスにもなっていた。

 だが当の咲耶は買い取り手続きをしている最中に話しかけられたので。


「ごめんなさい、少し待ってもらえます」


 と、軽く受け流した。

 周囲のささやきを聞いていなかった咲耶だけが、話しかけてきた相手をスカウトマンだと気がついていない。


「え?」


 この態度にささやきすらもなくなりギルド内は完全に静けさが舞い降りる。まさか有力冒険者集団の勧誘を流すなんて冒険者の常識ではありえないことだった。死と隣り合わせの職業なのだ、皆は少しでも生存率を上げるために強力な冒険団の仲間に入りたいと考えるのは普通のことである。


 まさか話を流されるとは考えっていなかったらしいスカウトマンが数秒硬直するが、周囲の目があることを思い出したのだろう平然を装うように腕を組み待ちのポーズを取った。それでも戸惑いは隠しきれず眉毛がピクピクと動いている。


「あ、あの~よろしいのですか?」


 あまりのそっけなさに買取カウンターの女性スタッフの方がスカウトを無視していいのかと確認してくる。


「はい、金額はこれでいいですよ」

「いえそうではなく」

「ん? どうかしました?」


 咲耶一人だけ意味がわからないと首をかしげた。彼女だけが今だにエルラークをスカウトマンだと気が付いていない。


「な、なんでもありません、こちらが金貨になります」

「ありがとう」


 咲耶は金貨の入った革袋を受け取るとようやくスカウトマンへと振り返った。


「それで、私に何か?」

「おほん、私は深紅の秩序スカーレット・オーダーに所属するエルラーク、知っているとは思いますがこのヴィレック帝国の首都ロードイリアで五指に入る活躍をしています」


 エルラークはまるで冒険団の手柄を自分一人のように誇張して話す。


「そうですか、有名な冒険団なんですね」


 咲耶の返しはそれだけ、周囲の冒険者のように驚くそぶりは一切見せない。


「ご、ご存じないのですか?」

「ごめんなさい、私たちは最近この国に来たばかりで」


 さも知っていて当然と話していたエルラークの顔が引きつる。先ほどから咲耶の受け答えが望む反応を返していないのだろう。装っている優雅さが剥がれてきたように鎮也の眼には映った。咲耶や鎮也にとって現在活躍する冒険者の情報など一切持っていない、ランクAで活躍していると言われても、名も知らないご当地ヒーローに挨拶されたような感覚しかなかった。


「そうですか、来たばかりですか、それなら仕方がありませんね、仕方がないですよ」


 自分に言い聞かせるようにブツブツと同じ意味の言葉を繰り返し気持ちを整理させたエルラークが気を取り直して咲耶へと向き直る。


「でしたら尚更、あなたに有益なお話があります」

「有益はお話? 聖剣のありかでも教えてくれるの?」


 咲耶たちにとってはこれ以上に有益な情報などないであろうが、相手がそのことを知っているわけなどない。


「どうしてそこで聖剣になるのですか、まあ私たちの冒険団には当然聖剣を装備した者も在籍していますが、そんなことよりも、あなたを深紅の秩序スカーレット・オーダーへ迎え入れたいとのお誘いです。どうです、これ以上ない有益なお話でしょ」

「ああ、スカウトだったんだ」


 そこでようやく勧誘であったことに気が付く咲耶、過去数多くの冒険集団からスカウトを受けた咲耶たち、その勧誘を防ぐために鎮也たちは自分たちで冒険者集団を作り移籍はしないと打ち出していた。


 昔のギルドカードが失効してしまったので、当時の冒険団も末梢されている。

 これから活動していけばまた勧誘が増えるかもしれない。その断る口実としても自分たちの冒険団を復活させるべきかと鎮也が思案していると。


「これから勧誘を断り続けるのも面倒だし、私たちでまた冒険団を結成しよっか」


 咲耶も同じ結論に至ったようでエルラークではなく鎮也たちへと振り向いて結成を呼び掛けてきた。周囲の冒険者たちには人だかりに話しかけたように見えるだろう。鎮也の前にいた冒険者があわてて周囲をキョロキョロとする。


 鎮也も再結成することには異論はない。最後に残ったレオフィーナにどうするか視線だけで尋ねる。


「私も当然賛成です」


 反対する理由もない。


「あ、あの、冒険団を作るって、私の誘いを断るというのですか?」

「はい、せっかくの誘いでしたが申し訳ありません」


 咲耶はエルラークに向かって丁寧に頭を下げて謝った。


「な、な、な」


 言葉にならない単語がエルラークの口からこぼれ出てくる。


 エルラークも驚いているが、それと同等にギルド内にいた冒険者たちも驚愕していた。鎮也たちは知らなかったが深紅の秩序スカーレット・オーダーとは入団希望者殺到の人気冒険団、大きくなりすぎたため新規加入者には一流の実力が求められ、スカウトされる以外に入る方法はないと言われている。そのスカウトを断るなど、それもあっさりと、とても信じられない行動だったらしい。


 そうとは知らず、咲耶はカウンター前を移動して登録や依頼の斡旋をする受付に移動する。


冒険者集団(インシグネ・レギオン)登録の手続きをお願いします」

「…………」

「あの、冒険団登録をお願いします」

「は、はい、ただいま」


 驚愕で固まっていたのは冒険者だけではなかった。受付の男性もまた硬直していたようだ。


「集団登録には三名以上が必要ですが」

「それなら大丈夫、鎮也くん、レオナ」


 咲耶に呼ばれ、鎮也とレオフィーナはカウンターへ赴く。


「お名前をお願いします」

「鎮也です」

「レオフィーナ」


 レオフィーナが名前を告げた瞬間、静かだったギルド内が再三の驚きに包まれた。


「おい、レオフィーナだって!?」

「まさか、光剣の騎士か!?」

「月光の舞姫と並ぶ、最速でランクBになった巨獣ばかりを狙う女冒険者」

「月光の舞姫と光剣の騎士が冒険団を作るのか、最初からランクBクラスかよ」


 やはりレオフィーナの噂も届いていた。


「咲耶もレオナも昔と同じ二つ名が付いてるな」

「見た目で付けられてますから、そう変わらないのでしょう」


 月光の舞姫も光剣の騎士も二人のもっとも得意とする戦闘スタイルを言葉にしたようなもの、確かにひねりが無い分、同じになっても不思議じゃない。


「鎮也様とレオフィーナ様ですね」


 男性スタッフがさっそく手続きをしてくれる。水晶に手を翳すとギルドネットワークに接続され必要な情報を呼び出していく、まるで魔法で動くパソコンだ。これも伯父たちが残した遺産の一つに違いない。


「申し訳ありません、レオフィーナ様はご登録がありますが、シズヤ様のご登録が見当たりません、ギルドカードの提示をお願いします」

「あ、ギルドカードまだ作ってなかった、今作ってもらえますか」

「かしこまりました。シズヤ様でギルドカードを発行します。ランクFからのスタートですが説明はお聞きしますか?」

「いや知ってるから省略で」

「かしこまりました」


 冒険者としてギルドに加盟する契約書にサインをして水晶に手を重ね魔力を流し込むと、ほんの数分でギルドカードは出来上がってきた。


「これで鎮也くんも三人目として冒険団に登録できるよね」

「もちろん可能です」

「じゃ、鎮也くんがリーダーと言うことで登録しちゃうね」

「なんだそりゃ!!」


 ギルド内が爆発したと勘違いしてしまうほどの驚きの声が発せられた。


 咲耶が当たり前のように登録用紙に記入しようとしたら外野がとても騒がしくなってしまった。咲耶やレオフィーナにとって鎮也が中心にいるのが当たり前でも他の者にはその関係は伝わっていない。


「ちょっと待ってくれたまえ!」


 先ほどのスカウトマン、エルラークが冒険者たちをかき分けやってきた。ものすごい形相で鎮也を睨みつけるおまけ付きで。


 これは一騒動が起きるなと鎮也は予感した。


「これはお約束の予感がします」

「予感はいいけど巻き込まないでほしい」


 鎮也にとっては切実な願いであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ