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「なるほど···
で、2人は同じバンドだと。
他のメンバーは?」
伶蕗と廻琉は顔を見合わせた。
口を開いたたのは廻琉だった。
「ベースを弾く人と歌ってくれる人がおらんのでござる。
両方できる人なら大歓迎」とジ〜っと野々のののさんを見ている。
ベースを弾いてる人って思ったより少ない。
自分もベースを弾くようになってよ〜くわかった。
さらに女子でとなるとほとんどいない。
さらにさらにピアノまで弾けるとなると滅多にいるはずがない。
これは、ひょっとしてものすごい逸材を見つけてしまったのでは?
バンドに誘いたいと思っている。
ベースの腕前はどの程度なんだろう?
向こうとしてもせっしゃと伶蕗がどれくらいの実力があるのかも知りたいだろ。
となるとどこかで一度音を出してみなければということになる。
適当に合わせるってことは難しいので練習曲として2曲あればいけるんじゃなかろうか?
「あの、お願いしたいことがあるのでござるが··」と野々さんと伶蕗に話を切り出した。
伶蕗はすぐ了承。
野々さんも仕方ないなといったポーズをとって了承してくれた。
さぁ、問題はここからだ。
まず決めなければならないのは練習曲だ。
ここからが大いに揉めることになった。
「やるのならこれがベストだと思うけど··」
20分近く揉めていた。
それぞれが練習用の曲を上げていった。
ギター、ベース、ドラマで演奏できること。
やりやすい曲として3人組のガールズバンドの曲ってことに絞られていった。
3人が揉めているのを大神田さんは笑顔で見守ってくれていた。
やっと決まったのは3曲。
30分ほどで結論が出た。
なんだか長時間いて申し訳なくなってそれぞれがまた飲みものを注文。
そして音合わせをするための楽曲は決まった。
次は日時と場所。
それはすんなりと決まった。
そして廻琉は大変なことになってしまった。




