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アオハルはロックでござります  作者: 弁財天睦月
迷いながら音楽

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4-1

4


5月3日、日曜日。

いつものアルバイトがある。

いつも通りに食材を受け取って、その中から今日使う分の食材を店内に持っていく。

朝の挨拶もそこそこに今のうちに訊いておこうと碧色叔父さんの横に立った。

開店前の料理の準備中で忙しくしている。

でもまぁ、手はカレー作りで忙しいが話すことは自由にやってる。


「ちょっとお話があるでござる」


「おぉ、また改まって、どうした?」


「このお店ではアルバイトの募集をやっておるのでござるか?」


「おぉ、どうしてそれを···

まだ正式には出してないが募集しなけりゃなくなってな。

火曜と木曜の夜に入ってもらってた春川さんが続けられなくなってな」


春川さん?

廻琉が出勤してるのは日曜日の昼。

たま〜に平日でも店に遊びにきたりすることがあるがほとんどが昼間。

イベントで夜に来ることもあるが店の人のことを覚えてない。


「え〜っと、その春川さんが辞めるってことでアルバイトを募集するってことでござるね」


「やっと連載が始まったからな。

苦節何年だっけな?

新人賞だったかな?

なんか賞を取れたとかで連載も決まったらしくてな。

もう忙しすぎてアルバイトができなくなったらしい。

でも良かったよ。

これでやっとデビューができて」


ちょっと待っておくれ。

そうだ、たしかマンガ家を目指してる人がいるって耳にしたことがあったよ。


「マンガ家ってこと?」


「そうそう、少女マンガ。

なんかの雑誌での連載が始まるらしい」


「その春川さんって、せっしゃは面識がないのでござるが、何歳くらいの人?」


「20代の中頃くらいだったかな?

あれ、春川さんって何歳だったかな?」





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